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化学肥料と有機肥料?

よく化学肥料はよくないと聞くのですが自分は2つの利点を生かしていくのが今の農業に必要だと思います。どうなのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.5

有機堆肥でこだわり野菜作りをしていますが、有機肥料は遅効性で化成肥料を少し混ぜたいなあと思う事が良くあります。あくまでも有機肥料が主体ですので、それぞれの肥料の長所を活かすという意味でも何ら問題はないと思います。 ただ、私の場合は有機肥料にこだわりがあり、有機肥料をさらに改善したい思いがありますので、化成肥料を肥料小屋に入れていません。入れておけば使ってしまうからです。そこでここぞという時、肥効を早めたい場合は水肥をもっぱら使っています。油粕+骨粉+魚粉+バイムフードの油粕系水肥とこれに青汁を加えた青汁系水肥です。持続性は全く期待できませんが、結構シャンとします。

syoorinja
質問者

お礼

経験的な回答をありがとうございました。 有機肥料だけでもできるというのは即効性に問題があると思っていたのですが こういう方法があるとはとても参考になりましたヾ(@゜▽゜@)ノ

その他の回答 (4)

  • doma
  • ベストアンサー率25% (1/4)
回答No.4

 昨今、化学肥料といえば環境や健康に悪い肥料で有機肥料で栽培すると健康にも良く環境にも優しいというような言葉を耳にしますが、まず環境面への影響についてですが、kurimusumeさんのおっしゃるとおり必要以上に施用したことが原因と考えられます。これは化学肥料の特徴に起因するところが大きいのでまず化学肥料のことについて説明します。化学肥料は製法や使い方等によりいろいろな種類に分類されます(この詳細についてはここでは省略します)。化学肥料は特定の養分(例えば窒素、燐酸、カリ、マグネシューム、カルシュウムや微量要素等)のみを含んでおり、(例えば硫安は窒素成分のみ重量で21%含まれています)このため、例えば特定の養分が欠乏したり、この成分が今必要となったときに使用します。また化学肥料は無機成分なので有機肥料のように微生物による分解過程を経ないため植物体への吸収も早く、このため種類によっては土壌中に溶出される時間をコントロールしてあるものもあります(被覆肥料、緩効性肥料)。  しかし、このことが環境面への悪影響を助長し、悪く言われている一因だと思います。なぜなら、成分量が多いため散布量を多くすると環境に悪影響を与えます。例えば硫安100kgを散布した場合、土壌中に施される窒素成分は21kgであり、この量全てが植物体に吸収される訳ではありません(というよりごく1部しか吸収されません)このため、大部分は土壌中から地下水等へ溶脱し環境汚染を引き起こす可能性が有ります。  また特定の成分のみしか含まれていないため、土壌中の養分構成が偏ることも考えられますし、微生物の餌も不足するため、いわゆる"死んだ土"になってしまいます。また例えば窒素成分の1つである硝酸態窒素がたくさん含まれている土壌で牧草を栽培しそれを牛の餌とした場合、中毒症状を起こすことが考えられます。  しかし最後のことについては何も化学肥料だから起こるというわけではなく、中毒症状の件については牛の糞尿を牧草地へ多量に散布した場合の事例として有名です。  有機質肥料は成分は有機体として存在している場合が多く、微生物等の分解を経て植物に吸収されます。また、単独の成分のみ存在していることはあまりなく、その成分量は化学肥料に比べ遙かに少ないです。このため、例えば菜種油粕を100kg/10a施した場合窒素成分は約5.2kg程度含まれています。また植物体へ吸収されるまでに微生物による無機化を経るため時間がかかり、さらに土壌温度により微生物の活動は異なりますので、地温による影響を多分に受けます。このため 元肥としては有効ですが、特定の養分が欠乏したり、この成分が今必要となった時に緊急に散布する肥料としては不向きです。  また、成分量は少ないとはいえ必要以上に施すと化学肥料と同じ状態になる可能性があります。  非常に前置きが長くなりましたが、化学肥料は化学肥料の特徴があり、有機肥料には有機肥料の特徴があるので、その特徴を十分に把握し使用すれば良いです。  

syoorinja
質問者

お礼

ありがとうございました。なんとなくぼんやりしていたのがはっきりと理解できました。ただこれに反論という感じのものもほしかったので少し残念です。(-_-)

noname#21649
noname#21649
回答No.3

化学肥料が良くないのは.生育に限定すると.特定の成分しか入っていない事です。極端に言えばNPKしか入っていないので.他の成分が不足します。ですから.有機肥料が必須です。 特定の成分に限って不足している場所ならば.たとえば.マグネが不足ならばドロマイトせっかいを.鉄か不足ならば塩化鉄と緩衝材としての有機質を混ぜてまくとか.コバルトが不足ならば大枚はたいて塩化コバルトをまくとかしますけど.コストを考えると有機質が低価格です。

syoorinja
質問者

お礼

ありがとうございました。 これはつまり有機肥料の方がよいということですね(^.^) まだ自分は勉強不足なのでもっと勉強していきたいです。

回答No.2

化学肥料が良くないと言われるのは、必要以上に多く施用することで起こる弊害です。植物が必要とする以上に与えれば、水溶性の硝酸などは雨水とともに地下水中に流れてしまうので、地下水汚染の原因となります。もちろん過剰な硝酸を吸収した野菜は体にもよくありません。ただし、これは有機質肥料でも同じことです。通常有機質肥料は肥料成分が低いのでたくさん施用するのですが、家畜奮堆肥などで発酵が不完全なものは化学肥料と同じようにはたらくこともあるのです。また、有機質肥料は通常養分が偏っているため、それだけで土壌中の養分バランスが保てるとは到底思えません。やはり有機質肥料主体で使用し、不足分を化学肥料で補うのが、理想の形態だと思います。

syoorinja
質問者

お礼

ありがとうございました。 この方法でいいのかよく疑問に思っていたので少し安心しました。 けれど、これで本当にいいのかはまだ、絶対ではないと思うのでもっと突き詰めていきたいと思います。

回答No.1

おっしゃる通りだと思います。 様々な説がありますが、有機肥料だけで栄養分を補充することは大変ですし、適正量を施肥することも難しいことだとおもいます。 まぁ、大変だとかいうことはおいといて、こと「栄養素」ということだけに関していえば、有機質・無機質(化学)肥料などというのはナンセンスですよねぇ。有機質のまま植物が栄養素を摂取することはできないんですから・・・ しかし、微量栄養素の問題・土が痩せてくることなど様々なことを考えれば、「有機肥料中心の施肥をし、化学肥料で必要な栄養素を補う」ということが肝要ではないかと私も思います。

syoorinja
質問者

お礼

御礼遅れてすいません。 どっちのいいところ悪いところをうまく使っていくことが大切なのですよね(^.^) これ関係で卒論を書きたいのでこれを参考にしつつ考えていきたいです

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