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今更ながらなぜ原油高騰したのか?

主婦です。 大変恥ずかしいのですが、先日ガソリンスタンドに行って高くなったなーと思ったとき、そういえばなぜ原油が高騰したのか?という疑問が湧きました。 素人ととして、まず中国などの急成長による需要の拡大というのがいえると思います。 でも、それだけではない・・・実は原油が不足しているということではなくて誰かが一言言ったことで・・・みたいな本質があると思います。 それを教えてください。 また、今後原油はこのまま高くなったままなのか。 主婦とはいえオトナとして常識の範囲としてしっかり知っておきたいと思います。 教えてください。

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回答No.3

原油価格の決定方法は複雑です。 ただ、基本的に「需要(消費する側)」と「供給(原油を産出する国)」のバランスで決まるのは、他の商品と変わりありません。 需要側の面では、中国だけでなくインド等でも石油の消費量が伸び、特に中国は、かつでは原油の輸出国であったのが、一転して輸入国に転じたことが大きいでしょう。中国、インド等の石油製品の需要の増加は恐るべき勢いで伸びています。 供給側では、新たな大規模な原油が発見されていないことが影響しているでしょう。 原油を輸出する産油国としては、価格はなるべく高ければ良い・・・でもあまり高すぎると他のエネルギー(例えば石炭や天然ガス)に移行してしまう・・・このジレンマの中で価格を決めている側面もあります。 今後も1バレル(=約159L)40$以上で推移すると思います。 なお、昔は1バレル20$の時代がありました。今は1バレル60$として、原油は価格が3倍になりました。 では、石油製品の値段は・・・・ ガソリンは90円/Lが今は130円/Lくらい?2倍にもなっていません。 これは、ガソリンに約60円/Lの税金が課せられているため、また、石油会社が精製・販売するコストが10円くらいで、90-60-10=20円と130-60-10=60円、こうしてみると、原油が3倍→ガソリンも3倍となります。 ご参考まで・・・

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  • yoshi-thk
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回答No.2

中国の需要増もありますが、それよりも問題なのは「原油の先物取引で相場が高騰している」と言うことです。 アメリカ・ニューヨークの「原油の先物取引市場」で、石油の先物の相場を決めています。 先物ですから、言っては悪いですが、今は実態のないものに対して、取引価格を付けるもので、 原油が、中国の需要増加と 昨年の北アメリカ大陸に上陸したハリケーン2つのために、 アメリカ合衆国での石油精製施設が打撃を受けて生産能力が下ったので、 今後は、石油の価格が高くなっていくと言うことで、相場価格を上昇させたのです。 その結果、昨年で、アメリカの原油先物取引市場の価格が、1バレル(約48リットル)が50ドルまで上昇して それ以降価格が下がらないのです。 たまたま、日本の石油は、ドバイ原油でアメリカの先物取引市場とは直接は関係ないですが、 その関係で周辺国の原油価格も上昇しており 今年の冬が予測よりも寒い冬になって、石油製品の需要が急に増えて、供給が間に合わなくなって、 そのために価格が上昇しています。 アメリカの原油先物取引市場の価格は、アメリカの石油精製施設が、生産能力を回復しない限りは、難しいでしょう。 また、石油販売店の見通しでは2月が灯油の価格としては最高で、 それ以降は灯油の需要が下がるので、価格も下がるのではないかという見込みがあります。

  • uchichan
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回答No.1

 あくまで私の考えですので,ご参考程度にお願いします。  私の知りうる限りでは,原油の価格は産油国の共同組織であるOPECの設定した値段と,商取引の基軸通貨(日本はドル精算だと思います)の為替レートに影響を受けるといえます。  噂だけが一人歩き・・という噂は聞いてはおりません。やはり全世界的に石油を使えるようになっているのが原因でしょう。急成長をしているのは,中国だけではなくてインドなども関係しているとしたら・・人口が大きいので巨大な影響があります。その一方で日本やアメリカも温暖化ガス排出の量を抑えるのに四苦八苦しているように,いきなり削減することも難しいのが現状です。  生産者(OPEC)は計画的な産出を目指しているため,品薄商品の取り合いと言うことで,値段が上がるのはやむを得ないでしょう。  また,為替レートも昨年夏頃までは1ドル110円を切っていた時があった気がするのですが,今では1ドル115円前後になっているので,1ドル当たり5円程度支払が増えているのも否定できませんね。  以上のことから,値段が高くなる要素が大きいような気がします。    余談ですが,私が小学生だった頃の社会の教科書では「30年後には石油が枯渇する」ような見込みだったはずなのに,まだ算出されているのはある意味,ラッキーだったと言うべきかもしれません。でも,石油への依存量を減らす取り組みをみんなで考えなければならないのだろうと思います。資源は有限ですし,石油と併せて燃やす酸素も限りあるものですから。

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