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本田技研の財務的特徴をおしえてください。
財務諸表による自動車製造業の特徴としては「投資その他の資産が多い」とか 固定資産が多いとかくらいしか分かりません。一般的な自動車メーカーの 他業種との違いやとくに本田技研の経営における財務的特徴とか知っている方 いましたら是非教えて下さい。ほんとにお願いします!
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昔々、その昔、まだホンダの売上が日産の7割くらいだったころ(そんな昔でもない)、 トヨタ、日産、ホンダの3社比較をしてみたことがあります。 財務分析ごときで当時から日産の衰退は目に見えておりました。 他業種との比較はしておりませんが、多少のアドバイスはできるかもしれないと 考えている次第です。 どういったテーマでお調べなのかお教えいただけましたら、 いくらかお手伝いできるかもしれません。 もう少し明確に分析目的をお伝えいただけますでしょうか。 ではまた。
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- honoda
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かなり簡単に言えば、 トヨタは、銀行並みに(銀行よりも)資金が潤沢で無借金経営 世界にその名をとどろかせたカンバン方式とそのスケールメリットにより、 生産効率が高く、棚卸資産が異常に少ない 日産は、昔は技術の日産といわれたものだけども、長い間経営陣が内部抗争を繰り返していて、 様々な経営判断を怠ってきたといわれており、 たぶん今みても財務指標はどれも素晴らしくはないのではないのでしょうか。 5年前はどれをとってもどうしようもなく、リストラはどこよりもしてたのですが、 全然リストラ不足であることが明白でした。 ホンダは本田宗一郎の理念を持ったある意味ニッチな会社で、 規模的に一番苦しいところにいました。 元々RV市場も出遅れてた(90年代初頭には「RVなんて車じゃない」と経営陣が言い放った) 事情もあり、決して収益性も高くなかったのだけど、 凄い勢いでキャッチアップしてヒット商品をつくりあげ、 今の地位を築いています。今は、財務分析をすればひとまず収益性が高いのは明白だと思います。 経営判断をコロッと変えることができる(してしまう)会社という意味で、 今でも身軽な会社と言えるようです。たまに社員もショックを受けていると聞きます(笑)。 で、財務データでは、収益性、生産性、安定性、リストラの効果などこれに毛が生えたことまでは 説明できるのですが、それではきっと本当に面白くはないと思います。 テーマからずれないのであれば、せっかくこれだけ生産財が似ていて比較しやすい業種なのですから、 PPM分析をすると面白い結果が出ると思います。 予想される結果として、トヨタの「金の成る木」に属する市場の強さ(マーク(2)など)に表される安定性、 ホンダの「花形」市場の強さ(フィットやRV)、 日産の小型車市場戦略の失敗(昔はマーチの天下)など、 年を追って見てみるともっと面白いことまで見えてくるかも しれません。 長くなったので、詳細までは書きませんが興味があればやってみてはいかがでしょうか。
お礼
お返事有り難うございます。分析テーマは、例えばトヨタや日産など同業種の 企業と比べて本田のここが凄いというところを調べようと思っています。2000 年の決算から収益の比率は確かに高いというのは分かったのですが・・特別に経理の勉強をしているというわけではないので自分ではいまいち把握できません。よろしければまた教えて下さい。