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母性神話は、何をもって妥当ではないのでしょうか
母性神話とは、「女性には子どもを育てようとする本能が生まれつき備わっているため、母親の手で育てるのが望ましい」とする考え方のことですが、これが間違っていることは知っています。知ってはいるのですが、なぜ間違っているのか、どうして妥当ではないのかを教えてください。 できれば参考URLも教えてください。 よろしくお願いします
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たぶんそういう考え方で、子供を育てるのは母親でなくてはならないというような考えを押し付けるている事実があるからではないでしょうか。 本能で子供を育てられるわけではなく、育てるからかわいくて引き続き育てられるのだと思います。本能で育てられるのであれば、育児放棄や昨今の事件は起こりようもありません。 子育てが本能であれば、子育てで悩むこともないはずです。 『神話』偏見で多くの働く女性は肩身の狭い思いをしてきたし、働きたい女性たちも家庭に縛られてきました。 私も「母親が家にいなければ碌な子供に育たない」とか「女は当てにできない」とか言われながら子育てをいたしました。男性が子育てに関わらずに済むよう作られた話と思います。そういう意識が少子化にも繋がると思います。
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- ipa222
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間違っていません。男女の役割が構造的に違うことは,昆虫でも人間でも同じです。 ただし、例外があるだけです。 子育てが嫌いな女性が少数であるが存在します。 男性ホルモンと女性ホルモンの比率が原因だと思います。
お礼
ホルモンが、この母性に関わっているとは思い至りませんでした。 男性ホルモンが多いと子育てに不向きということなんでしょうかね。
「神話」って言葉をネット辞書で調べてみると、 「人間の思惟(しい)や行動を非合理的に拘束し、左右する理念や固定観念」 とありましたが、まぁそんなものじゃないのかなと思います。 人間が作った理念や観念に、「間違っている」とか「正しい」と言える絶対的な根拠など存在しないと思います。 ただ、ある考えを支持する人が圧倒的に多かったらそれがほぼ自動的に社会通念となって、一律に人をしばりつけてしまいがちであり、それで苦しんでいる人がいるなら、そこは見直す必要があるのではないか?という動きが出ているだけのことだと思います。 自分の子供が愛しくて、育てたいと思うのは男女両方にある本能だと思います。 ただ体の構造の違いから、役割にも違いがあっただけで。 その体の構造の違いも、文明の発達した現代社会ならほぼ問題ないことばかりだと思うのですが、時代錯誤というか、いまだに「働くのは男にしかできない」という考えを保っておきたいから、そのためには「育児と家事は女性向きだ」としたおいた方が好都合、というだけなんでしょうね。
お礼
そうですね。社会的に好都合だから作られた神話なのでしょうね。 江戸時代には男も子育てしていたといいますし・・・ 回答ありがとうございました。
お礼
>本能で子供を育てられるわけではなく、育てるからかわいくて引き続き育てられるのだと思います。 そうですよね!そうでなければ世の中の養父母たちの存在が矛盾してきますよね。 この神話をなくすことで少子化阻止できるようになればいいですねえ。 御説ごもっともだと思います。昔の母親は、社会的な制約が多々あったようで大変でしたね。