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妙な質問
「妙な人」と言われて、喜ぶ人はあまりいないと思います。 ところが、広辞苑をひくと、「みょう」と読んでも「たえ」と読んでも、非常に良い意味で書かれています。 すなわち「いうにいわれぬほど、すぐれていること」「甚だ巧みなこと」…などです。 でも、現在は「不思議なこと。普通でないこと」のイメージが強まって、「妙齢・妙技」「妙なる音」など良い意味で使うケースは少ないように思います。非常に妙です。 いつから、こんなことになったのでしょうか?
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ですねぇ・・・。 似たような感じで「をかし(おかし)」というのもありますね。 これは、本来「趣があって素晴らしい」という意味だったのが、今は「面白い」「変だ」「奇抜だ」と言う意味の方が強い気がします。 『いと をかし』と源氏物語で書いてあった時代から考えて、これらの言葉の変化は、江戸時代以降だと思います。 庶民も瓦版や、浮世絵など自由に見聞き出来るようになって、段々意味が変化して行ったのではないかと・・私なりに考えています。
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- sosdada
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歴史的に説明しましょう。例えば「虚ろな目つき」といいますね。でも「キョな目つき」とはいいません。「漢字音読み」+「な」=「副詞」ができたのは古く、僧侶の書いた文章が出回り始めた平安中期から鎌倉時代にかけてです。同様の例に動詞で「アイする」があります。いずれ「コピる」「事故る」も動詞として認められるのかも。「みょう(めう)」が「変な」の意味で使われるのは江戸時代中期から。
お礼
ご回答ありがとうございます。 歴史的な変遷、ユニークですね。 江戸時代から、なぜ「変な」の意味で使われるようになったのか、もしも分かれば教えて下さい。
- sosdada
- ベストアンサー率33% (265/792)
「妙」を「たえ」で使うなら「妙なる」です。これは良い意味です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですね!
- shigure136
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もう少し辞書を読み進んでください。 たしかに「みょう」の(1)は、いうにいわれぬほど、すぐれていること。甚だ巧みなこと。とあります。 そして(2)として、不思議なこと。奇妙。へん。と載っています。 さらに(3)として、深遠な道理。 (4)として、裁縫などをする少女。針妙。 かなり幅広い意味を持つ言葉であることが分かります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「不思議」「奇妙」というイメージが強い、 という認識が非常に個人的だったのかもしれません。
- fukkyse
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想像ですが、 「奇妙」:普通と変わっていて珍しいさま の奇が略されちゃった。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうなのでしょうか……。
- tomy41
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そうですかねぇ、自分は妙に対していい意味のほうがしっくりきますよ。「妙な人」と言われてうれしいですし、妙技、絶妙、妙齢、奇妙、どれもいいイメージですけどねぇ。 あなたはもしかして「人と違うことはよくないこと」の考えが強いのではないでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございました。 「妙な人」の受け止め方も様々なのですね。 安心しました。ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かにおっしゃる通りですね。「おかしい」ですね。 意味の変遷をたどると面白そうですね。