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気温について
冬は寒いので景色がきれいに見えるとききましたが、本当でしょうか。
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本当です。 寒い=気温が低いので空気中の水蒸気量は低下します。 空気中の水蒸気飽和曲線をみればわかりますが、気温が低くなるとそれまで 空気中に存在した水蒸気は水滴になって落下します。 冬に空気が乾燥する理由です。 そうすると空気中に存在する、光を拡散する障害物(水蒸気)が無くなるので 景色が遠くまで霞み無く見えるようになるわけです。 夏は逆にムシムシするのでわかりますが、水蒸気量が増えるので とおくの景色がぼやけます。 こうした理由から天文台は、空気のキレイで薄い(空気も光を拡散する)、寒く、 街明かりから離れ、少しでも空に近い高山などに建設されます。
お礼
ありがとうございました。 とてもよくわかりました。