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投信の基準価格と純資産額について
投信を始めて二か月の初心者です。 ここのカテゴリ-で少しずつ勉強させて頂いており、若干重複する質問かもしれめせんが 皆様に初歩的な事から教えて頂きたく投稿しました (1)投信には基準価格というものがありますが、一般に高いとどういったリスクがあるのでしょうか? 例えば、高い株値だと高値掴みや割高感という事を考慮しなくてはいけませんよね、投信の基準価格も同じと解釈したら良いのですか。 (2)もしそうなら償還日がある投信の場合、日が近づくと皆、売却しないかと不安です。純資産額が下がると基準価格に大きく反映するものでしょうか? (3)純資産額が多すぎるリスクを教えて下さい。
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(1)基準価額の高低と投信のリスクには何の関係もありません。基準価額はそのファンドが設定された時期にも大きく左右されるものです。 例えば、日経平均連動型インデックスファンドを考えると、2004年の株価低迷時に設定されたファンドと、ITバブル時に設定されたファンドでは、現在の基準価額は大きく異なるはずです。しかし、両ファンドのリスクは同じですよね。ある特定のファンドの基準価額の水準から割高・割安を判断することはできません。 (2)証券会社が無理に乗り換えをさせない限り、償還日が近づいても解約が顕著に増加することはないと思います。また、投信を償還まで保有すると、その償還資金で他の投信を買う場合に、販売手数料を無料にしてくれたりしますので、その辺りはよく判断した方が良いです。 純資産額が縮小する過程で、ファンドマネージャーは保有株式の売却を進めます。売却には手数料がかかりますが、基準価額に「大きく」影響するほどではありません。ただ、流動性の乏しい株式などは自らの売りで相場を壊してしまうリスクはあります。 (3)巨大ファンドの場合、自らの売買が株式の価格形成に多大な影響を与えてしまうことが最大のリスクでしょうか。最近は投信会社の売買執行能力も改善してきておりますので、以前に比べればこのようなリスクは小さくなっているかと思います。
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- tomomonkey
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(1)投信の基準価格に高安はありません。高ければ割高というのは誤解です。 (2)純資産のあまり多くない投信で、大きな解約が続く場合などは、基準価格に反映されるかもしれません。 (3)定期分配型ファンドの場合、資金の大量流入がファンドの分配金支払いを圧迫する恐れがあります。新規資金がどんどん入ってくれば一口あたりの分配金支払準備金は希薄化します。
お礼
有難うございます。 お礼が遅くなり申し訳ございません。 (1)>割高というのは誤解です 高安がないと言う事で、考える事が1つへ減ってかなり助かります。 (2)純資産のあまり多くない投信に限っては気をつけなくてはいけないのですね。正に少ない投信を持っているので良い情報を得れました。 (3)浅学の為、二行目以降の意味が今一つ、分からないのですがその内、理解が出来るよう勉強します。 初心者で難しい事が一杯ですが、説明して頂くと何事にも理屈というものがあるんだなぁとつくづく感心しました。
お礼
ご丁寧な回答有難うございました。 (1)関係ないような気がする…と私も思っていましたが、何となく漠然としか分からなかったので >例えば~ 分かりやすい説明で理解できました。 (2)償還日が近付いても、皆揃って解約しはじめるとは限らないのですね。しかも償還資金で他の投信を買うと、販売手数料を無料にしてくれるケースもあるとは知りませんでした。勉強になりました。 実は、年始、国内中小株投信(基準価格15000円)を購入しようとした所、アドバイザーから日本市場はこれから緩やかに上昇する見通しだが今の価格では高値掴みだ、 変更するならバランス型(同じく基準価格15000円)が良いと指導を受けました。 高値掴みの意味が理解できず投稿させて頂きました。 未だに、アドバイザーの意味が理解できずにいます。 余談ですが 回答文を何度も何度も読み直しては株式って本当に面白い!と思いました。 そして、そういう仕事に携わられている方や理解されている方を素直に凄いなぁ~と感心させられました。