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分配金と基準価格について
基準価格10000円と5000円の投信があり、両方とも毎月1万口あたり50円の分配をしています。それぞれ100万円投資した場合、下記の通りになり、個人的には基準価格5000円の投信の方が分配金が多くもらえるので良いと思いますが、投信会社の人は同じと言います。なぜ、基準価格5000円の方が良いと考えるかは下記の通りです。ぜひ、ご意見を下さい。 ※両投信は債券へすべて投資しており、分配金原資はインカムゲインの みであり、キャピタルゲインは考えません。 ※両投信の投資先は同じとします。 ※基準価格や分配金支払額の変更はないとします。 基準価格 10000円 5000円 購入口数 100万口 200万口 分配金支払額 5000円 10000円 分配金支払後基準価格 9950円 4950円 分配金支払後時価評価 99.5万円 99.0万円 分配金支払後、次の分配金を支払うまでに基準価格は分配金と同額の1万口あたり50円ほど上がることが考えれます。そのため、 基準価格 10000円 5000円 時価評価 100万円 100万円 と、なります。さて基準価格5000円の投信は毎月分配金を1万円もらえて、基準価格10000万円の投信は分配金を毎月5000円しかもらえませので基準価格5000円の投信が優位です。その後、両投信の基準価格は4900円から5000円および9950円から10000円になるので時価評価としては両投信とも同じです。
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- ryuken_dec
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>※両投信の投資先は同じとします。 >分配金支払後、次の分配金を支払うまでに基準価格は分配金と >同額の1万口あたり50円ほど上がることが考えれます。 ありえません。基準価額1万円のファンドが50円値上がりするなら、5千円のファンドの値上がりは25円です。 簡単な例を挙げます。投資先が同じなので、仮に両ファンドが全部「年利6%(月利0.5%)のA国国債」に投資していたとしましょう。そうすると、両ファンドとも月に0.5%の利益を得ます。 1万円*1.005=10050円 → 50円の値上がり 5千円*1.005=5025円 → 25円の値上がり 同じものに投資しているのであれば、このようになります。5000円のファンドは50円値上がりしません。 もし、基準価額5千円のファンドの基準価額が1万円のファンドと同じだけ上げるのならば、それは基準価額1万円のファンドの倍の利益を上げなくてはいけません。上の例では「年利12%の債券」を買う必要があります。