- 締切済み
バイオリンを弾く際の弓の動かし方
バイオリンを始めて1年半です。グループレッスンで習っています。 この前、全弓を使う際の小指の使い方がはじめて理解でき、やることができるようになりました。ダウンの時、先弓に行くに従い、小指が伸びていく。アップの時は、小指を曲げて引き戻すような感じ。これであっておりますでしょうか。 さて、質問というのは、「中弓」でダウン、アップ、ダウン、アップと弾く時に、どちらに向かう時が「指を曲げるとき」でどちらに向かう時が「指を伸ばす」時なのかが、わからなくなっています。これは、大学のオーケストラかなにかでは、ボールペンを持って「曲げ伸ばし」を練習するそうですが、どのように曲げ伸ばしするのか教えていただけますでしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
- v-i-o-l-a
- ベストアンサー率29% (18/61)
#1です。 >言葉で説明するのがたいへんなことは重々承知ですがこの説明をどなたかよろしくお願いいたします 自分はあまり説明が上手くないのですが、、、 曲げた状態と伸ばした状態のほかに「ニュートラルな状態」ってあるのはわかりますよね。 つまり、弓を単純に持った状態です。 各指は突っ張った状態ではなく、軽く曲がっているか、すぐに曲げられる状態にあります。 ニュートラルな状態から各指を曲げると、必然的に弓の竿が少し弓先の方へ移動し、手の平に 竿が近づきます。この状態は下げ弓-ダウンボウ開始の時に多く見られます。 一方、ニュートラルな状態から各指を伸ばすと、弓の竿は弓元の方向へ少し移動し、手の平から 竿が最も遠くなります。この状態は上げ弓-アップボウ開始の時に多く見られます。 ※弓の竿に注目すると、単純に上下するのではなく、少し斜めの2次元的な運動になることがお分かりかと思います。 大事なのは、指の屈伸時に、弓に触れている各部分は「できる限りずらさない」ということ です。これは可能な限り力を抜いて弓を持たないとできないハズですし、その上シッカリと 弓をホールド-支える事ができないとできません。指で弓を包み込むような微妙なバランスを 把握することが重要です。 ボールペンの練習は、 その感覚を把握するため、授業中もペンを持って指を屈伸させていたということです。 できるようになったからといって何か特別な事ができるわけではないです。 けど、この動きが加わることにより、奏法の自由度が高まって演奏することが楽しくなる ことは請け合います。 人間の関節は全て円運動です。それを擦弦の直線運動に変換する時の「アブソーバー」 となるために、手首の運動に加え指の屈伸が必要になってくる、と私は解釈しています。 ※個人的な感覚として 指は弓を支える「蔓草」、書道でいう「筆先」、豆腐を崩さず持ち運びする感覚、 ...うまく言葉が見つかりませんが、雰囲気が伝われば幸いです。 「指が曲げられない」 「曲げようとすると弓に触れる場所がずれたり離れたりする」 という現象がある場合、おそらく弓の持ち方を調整しないといけません。 ここからの調整はレッスンの先生にお任せすべきかと思います。 !そもそもレッスン中の人に先生以外の人間が口出しするのはいけないことなんですけどね 頑張ってください。
#2です。 下記ページの最後のあたりにあるアップの時の人差し指,ダウンの時の薬指と小指のように, 指を曲げるとか伸ばすということよりも,弓を支える指の働きや,どの指に力が入るかという 角度から考えてみるのもいいかもしれません。 http://www.cityphil.jp/gakki/Vn4.htm 全弓を使う場合,常にこのページに書かれている状態ではなく,ダウンでは弓先になると 薬指や小指が弓から離れたり,アップでは弓元までくると手首が高くなってくるので, 指の曲がり加減も変わってきます。 >中弓の場合は、どうもぎこちないのです。 私には弓先や弓元よりも気楽に弾けるところという感覚があるのですが, 指を曲げるか伸ばすかに視点を置かず,上記ページにあるようにダウンに入るときの 薬指と小指の役割,アップに入るときの人差し指の役割を意識されてみてはいかがでしょう。 結果的に曲がったり伸びたりするように思います。 中弓では手首や指の動きは考えずに腕で弾くような場合もありますし, 付点四分音符(ダウン)と八分音符(アップ)を繰り返す場合では,手首や指の動きは 重要ですし,リズム,音の長さ,レガートかマルカートか,いろんな場合があると思います。 テレビでプロのボーイングを見る機会があれば,全弓での返しのときに手首が弓の動きよりも 先にダウンからアップへの体勢,アップからダウンへの体勢を取り,手首が先に動くのが 見えると思います。返す瞬間,指が動く(指で弓を押す)のも見えるときがあります。 私はボールペンを使っての練習法は経験がないのですが,弓先を左手で支えたり, 弓先を絃の上に置いたりして,指を曲げたり伸ばしたりして,指だけで弓を動かす練習は したことがあります。面白くなくて,あまり練習しなかったので,どう習ったのかも よく覚えていませんが,ボールペンの練習とは,このことかも…?と思っています。
お礼
ご説明ありがとうございます。おかげさまでなんとかボーイングが形になってきました。まだ曲を弾くときにはぎこちないですが、音階や比較的長い音では右手を意識できるようになりました。 >指を曲げるとか伸ばすということよりも,弓を支える指の働きや,どの指に力が入るか 本当にこのとおりで、曲げる伸ばすというよりも、ダウンの時は、小指薬指で引っ張っていく、アップの時は、人差し指に圧力をかけて押し上げていく、そしてアップで上がりきる直前に、小指を曲げてダウンの体制に入るという理屈がわかると自然に指も曲げ伸び、(鏡を見ると)テレビで見たようなボーイングになっていました。
小指だけでなく親指も含め他の指と連動します。 また,指を曲げるだけでなく手首の動きとも連動します。 全弓練習では,初心者の人には全弓といっても 弓元や弓先の少し手前で弓を返して練習しますが, アップボウで弓元に近づくに従って手首は上がり,指は曲がり, ダウンボウで弓先に近づくに従って手首は下がり,指は伸びます。 使う弓幅を小さくしての「中弓」ということであれば, 全弓練習と同じかと思います。弓元や弓先ほどの手首や指先の 細かい動作の影響は受けないと思います。 特別に「中弓」と意識しないで,マルカートで速い弓で全弓練習, レガートで遅い弓で全弓練習など,今の自分に無理のない弓幅で 練習されてはいかがでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 全弓の場合は、先生からのアドバイスもあり、ある程度きれいに手首も曲がる(アップの場合)ようになったのですが、中弓の場合は、どうもぎこちないのです。テレビや演奏会などでもよ~く(弾く方の)手元や腕を見ているのですがどうも(私と)同じ動きとは思えません。 弓の中央部で弾く場合もダウンの時は少し伸びる(場合もある)、アップの時はもちろん曲がる、でよいのでしょうか?
- v-i-o-l-a
- ベストアンサー率29% (18/61)
ビオラ弾きです。基本的に奏法は変わらないので、回答します。 >これであっておりますでしょうか。 合ってます。 >「中弓」でダウン、アップ、ダウン、アップと弾く時に、どちらに向かう時が >「指を曲げるとき」でどちらに向かう時が「指を伸ばす」時なのかが、わからなくなっています 「中弓」というのは、弓の真ん中あたりで、ということでよろしいですか? 厳密に言えばその都度、曲げたり伸ばしたりするかもしれませんが、 ”意図的に”曲げ伸ばしはしません。 軽く曲がった、力の入ってない楽な状態です。 >大学のオーケストラかなにかでは、ボールペンを持って >「曲げ伸ばし」を練習するそうですが 懐かしいですね。ボールペンを弓の竿に見立てて、指の屈伸を練習しました。 うーん、言葉での説明が難しいので、これについては他の方のご回答をお待ちしましょう。 大事なのは、決して力を入れて曲げ伸ばしを行なっていない、ということです。 とても無意識なレベルで軽く曲げたり伸ばしたりしている、ということです。 私も初めのうちこそ力をいれていましたが、ある程度感覚を掴んだらあまり意識しないように しました。なんたって不自然ですからね。 なおアドバイスとして、カタチからはいるのはいいのですけど、ぜひ「なぜその動きが必要なのか」を 教わる時に説明してもらいましょう。理解度が増すと、レッスンのすすみ具合が格段に上がりますよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 先生に聞いても「自然にできるようになる」とのことなのですが、なかなか自然にできないし、できている人が褒められているのであせってしまうのです。 >言葉での説明が難しいので、これについては他の方のご回答をお待ちしましょう。 言葉で説明するのがたいへんなことは重々承知ですがこの説明をどなたかよろしくお願いいたします。
お礼
本当に参考になりました。ありがとうございました。 おかげさまでテレビでみるような形になってきました。 >ニュートラルな(以下) は、実際できるようになるとよ~くわかりますね。本当にこのとおりです。 まだ動かしていると指がずれることがあるので、そこのところを研究する必要がありますが。 できるようになって鏡を見ながら弾いていると本当にうれしいです。フォームがきれいなだけではなく、人差し指に圧力をかけられるようになって(低い)音がしっかりしてきたように思います。