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文法比較の書籍ご紹介をお願いします
中学生に国語を教えているのですが、日が浅く、文法の体系を把握していません。しかも、橋本文法には疑問を感じておりまして、三上文法などとの相違を知りたいと思っております。相違があることは知っているのですが、細かい点でどういった相違があるのかということは把握していません。 そこで、以下の項目にあてはまるような書籍を探しております。 ・文法の体系を論じたもの ・文法論の比較を行っているもの ・専門的過ぎないもの(初級~中級レベル。新書版で何かあればいいなと思っています。) よろしければ、何かご紹介いただければと思います。よろしくお願いいたします。
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noname#19923
回答No.1
最近、三上文法に関する著作がいくつか出ましたが、代表的なのは 『象は鼻が長い』入門―日本語学の父三上章 庵 功雄 くろしお出版 三上文法から寺村文法へ―日本語記述文法の世界 益岡 隆志 くろしお出版 でしょうか。 新書でしたら、 日本語基礎講座―三上文法入門 ちくま新書 山崎 紀美子 三上文法ではありませんが、言語学的にまっとうな学校文法文法批判としては、 まちがいだらけの日本語文法 講談社現代新書 町田 健 #「橋本文法=学校文法」ではない、というのは当然として。 #今後「山田文法」「橋本文法」「時枝文法」「三上文法」のように個人名を冠した文法理論は出てこないだろうと思うとき、たとえ今はどんなに批判されようと、昔の人は偉かったなぁ、と思わずにはいられません。
お礼
回答を得にくい質問かと思っていたのですが、わざわざのご教授、ありがとうございました。 個人名を冠する理論は出る可能性が低いのですね。学会の状況もよくわからないので、非常に参考になります。改めてありがとうございました。