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トマス・ハーディの小説

下のトマス・ハーディの小説の中から、代表作を3つ挙げるとしたら、どれが代表作にあたるでしょうか? ダーバーヴィル家のテス ラッパ隊長 帰郷 恋の霊 カースタブリッジの町長 エセルバータの手 微温の人 塔上のふたり 日陰者ジュード 狂乱の群れをはなれて 青い瞳 緑樹の陰で 窮余の策 森林地の人びと

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回答No.1

◆あなたが英文科の学生なら ・『狂乱の群れを離れて』(1874)・・・初期代表作 ・『帰郷』(1878)…中期代表作 ・『日陰者ジュード』(1895)…論争を巻き起こし、結果的にハーディが小説をやめることになった作品 ◆あなたが一般人で有名なものから読みたいのなら ・『ダーバヴィル家のテス』(1891)…「テス」のタイトルでナスターシャ・キンスキー主演で映画化もされた。文句なく最も有名。 ・『日陰者ジュード』 ・『狂乱の群れを離れて』…「遙か群衆を離れて」のタイトルで映画化もされた ◆邦訳が手に入れやすい代表作なら ・『ダーバヴィル家のテス』…あるいは『テス』として岩波、ちくま、いろいろ文庫になっている ・『カスターブリッジの市長』(1886)…円熟期の長編。潮文学ライブラリーから出ている。 ・『日陰者ジュード』…『日陰者ヂュード』というタイトルで岩波文庫から出ている。 ◆おまけ 『青い眼』(1873)…「ただ、この素敵な本を読む機会がなかった方に一読を勧める意味で、論理的必然として彼女の脱衣行為が暗示されている、とだけつけ加えておこう」(デイヴィッド・ロッジ『小説の技巧』) 「代表作」というのをどう考えていいかわかりませんが、長編で有名なものといえばこの六つの作品でしょう。

noname#30350
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 パターンに分けて解説して頂きありがとうございます。 英文科ではないのでまずは邦訳で、初期の「狂乱の群れをはなれて」を読んでみたいと思います。