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770兆の長期債務があるのに円安にならないのは?
毎度お世話になります。 国と地方を合わせた、日本全体の長期債務は770兆円もあって、GDPの150%以上という異常な高率で、しかも、1995年以降右肩上がりに上昇しています。他の先進国(米国、ドイツ、フランス、英国など)はというと、この比率が軒並み80%以下です。それなのに、円安にならないのは何故でしょうか?素人ながらどうしても理解できません。
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通常は、政府支出が増える(=国債発行額が増える)と、自国通貨高、つまり、日本の場合では円高になると考えられます。 国債発行額が増えると、債券市場で需給が緩和します。これまでの需要量に対して供給額が増えるため、債券価格は下落、つまり、金利は上昇します。金利が上昇すると、相対的に有利になった日本国債を買おうと、外国通貨を売って円に換える動きが強まるため、円高になります。 しかし、金利が上昇すると国内景気が悪化するため、日銀が大量の債券を買い上げて債券価格を上昇させ、金利が上昇するのを防いでいます。そのため、外国通貨を売って円に換える動きが抑えられて、現状水準でも、円安になっていると考えられます。
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- masuling21
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国と地方の借金は、国内問題で国際的な問題でない。不思議なことに、借金がありながら、米国債を大量保有しています。これを売ることは不可能です。ホワイトハウスがYESと言いません。 まぁ、住宅ローンを抱えたサラリーマンが食事に行って、他の人より高い料金を取られないのと似ています。
お礼
ありがとうございました。 参考になりました。
- A98JED
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もうすでに円安なのです。 普通の昼飯代で1,000円もかかる国なんぞ他の先進国ありません。 5ドルくらいで結構食えますよ。 Mcのダブルチーズバーガーは1ドルだし。 カバンや時計だって値段が倍もして そう考えると何でこんなに高く買わされてるの?って思いませんか?
お礼
長期債務が770兆円もあってGDPの150%以上という異常な高率であるということを相場は既に織り込みずみで、既に十分に円安である、ということですね。参考になりました。
お礼
現状水準でも円安になっているということですが、参考になりました。