長文になります。
偽装問題発覚の話題の渦中、お友達もお金のためにとよくそんな人でなしな話を検討する気になりますね。
NO.1さんが仰るように、法にギリ触れるのではなく、名義貸しは完全な犯罪ですよ。お金で犯罪を引き受けた元建築士と同じですね。
犯罪の話を持ちかけてくる人が、まともな仕事をすると思いますか?依頼してきた人は差し詰め、既に自分の免許を剥奪されて今後仕事が出来なくなった人か、犯罪は他の人に責任転嫁しようという企みかもしれません。絶対に迷惑を掛けないからと言って人に何か借りて迷惑を掛けなかった人など、希少価値ですよ。
月8万円報酬の話も、後に言いがかりをつけて払わなくなったりする事も想定しないといけませんよ。一時だけ通れば、後は揉めて支払わなくてもいい話にしてしまえることです。一度通してしまうと、依頼して来た人がする行為の全責任が資格を貸した人にかぶさってくるんですよ。常識的に考えて、1物件8万円でも建築士責任は負えません。
お友達も、2級を持っているとはいえ、建築士法を理解していないのではないのですか?軽く受け止めすぎです。
もし管理建築士としての資格者の名義が欲しいのなら、法定講習を受講するので、その辺の所を懇々と講義を受けます。法に関することだけでなく、経営のお金に関することも責任を負うことになります。登録する時には実印で誓約書を書いて提出しますから、名義を貸して欲しい人から、勤務実態がなくても良いといわれても、責任を持つ事に実印を押すのだから、行為をしないといけません。何かあった時にはそこをつつかれます。それで8万円では割に合いません。月収を貰ってちゃんと管理する話に持ち込むべきです。
くどくなりますが、
免許剥奪だけで終わる話ではなく、人の生命や財産を守ることを第一の目的に掲げている建築士法に則った資格です。お友達は被害者の命をも危ぶまれることに印鑑をつくのでしょうか?そんな人、友達ですか?
名義しか要らないと言われたのなら、そういう内容もチェックさせてもらえないと言うことですよ。名義を貸すなら、名義に付いている責任行為をもセットにすべきです。
月にたった8万円でそんな責任を被せられて一生を台無しにするより、真っ当な仕事をして、その10倍の報酬を稼ぐことに精進努力した方が、その「お友達のため」ではなく、「世間のため」です。
国家資格を取得した者の最低限の勤めです。本人だけの問題なら逮捕され様がひどい目に遭おうが放って置けばいいですが、犯罪を犯す人は慢性的に被害者を生んでいきます。被害者を作らないために建築士が要るのだと言う事をお忘れなく。