- ベストアンサー
銀と銅の合金の問題について
- 銀と銅の合金240mgを硝酸に完全に溶かし、塩化ナトリウム水溶液を加えたところ、白色沈殿が生じた。塩化ナトリウム水溶液を、新たに沈殿が生じなくなるまで加えたところ、生じた沈殿の質量は287mgであった。
- この合金240mgの中に含まれている銅の質量は何mgか。最も適当な数値を、次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。Cl=35,5,Cu=63,5,Ag=108
- 答えは(2)になるはずなのですが、式からまずおかしくて、係数がつけられなくて、どうしようもありません。こんな私にどうか分かりやすく教えて下さい。どうぞお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
生じた沈澱はAgClですよね。 その式量は143.5ですので、287mgのうちの108/143.5がAgです。 したがって、合金に含まれていたAgは 287x(108/143.5)=216 (mg)です。 ・・・計算しやすい値にしてりますね。 したがって、Cuは240-216=24 (mg) 「式からおかしく」というのがよくわかりませんが、この問題では合金が硝酸に溶ける反応式のことを考える必要はありません。 要するに、溶けた後に、Ag+ と Cu2+が生じることがわかり、かつ Ag+ + Cl- → AgCl↓ がわかれば十分です。 後半では、Ag+ が、Ag2CrO4とAgClの2種類の沈澱になります。 加えたCrO4^2- は0.4x(50x10^-3)=2.0x10^-2 (mol)ですので、それと反応するAg+は4.0x10^-2 (mol)ということになります。 また、Cl-と反応したAg+は、1.0x(10x10^-3)=1.0x10^-2 (mol)ということになります。 したがって、合計で5.0x10^-2 (mol)のAg+が100 ml の水溶液になっていたことになり、その濃度は、 (5.0x10^-2)/0.10 = 0.50 (mol/l)ということになります。・・・計算間違いがなければの話ですが。
その他の回答 (1)
補足です。 「^」は上付きの文字を表すための記号として、ネット上でしばしば用いられます。覚えておくといいですよ。 今回は、紛らわしいところだけ使ったので、かえってややこしかったですね。 例えば、10^-2というのは10の-2乗(すなわち100分の1)ということになります。10-2と書くとわけがわかりませんもんね。 銀イオンもAg+ではなく、Ag^+と表すこともあります。 Cu2+をCu^+2といった感じです。
お礼
とても分かりやすくて助かりました。 なにからなにまで、本当にありがとうございました。
補足
すみません、^の意味を教えて下さい。