- ベストアンサー
「再現性」
自分で行った実験なのに、二度と同じ反応性や、新規の合成物質などが得られない。なんでだ--!!って いうのは多くの人が経験しているのではないでしょうか?論文に出す前にもう一度再現性をチェックするのは当然ですが、どうにも再現がとれない。「そんなはずはない、そんなはずはない...」。こんなときのイライラ感は、堪えられないですね。 くだらないことですが、こんなことに直面している同僚に、どんな慰めの言葉をかけてあげます?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
合成実験の場合には、まったく同じようにやっても再現できないことはあります。 その理由は、必ずしも記録が不完全なわけではないと思います。 一度合成できたものが、次にやったときにはできなかったとか、それまでには普通にできたことが、ある日を境に急にできなくなったとか言うこともあります。 原因はいろいろで、試薬のロットの違いによる、微量の不純物の影響のこともありますし、極端な場合、実験室中に漂っている微量の物質が原因の場合もあります。それを排除すればよいというのであればまだ楽なのですが、逆にそれがあった場合に限り成功するというケースでは、原因究明は極めて困難です。 とりあえずは、試薬を変えてみるのがセオリーでしょうね。 あまり、慰めにもならないかもしれませんが、私は必ずしも本人の責任だとは思いませんし、合成をやっている多くの人が経験することです。 歴史的にも、実験の再現性がなかったことが大きな発見につながった例がいくつもあります。 原因が判明したときは、ブレークスルーにつながる可能性もありますので、それまではいろいろの検討をせざるを得ませんね。
その他の回答 (2)
- komarutakashi
- ベストアンサー率37% (3/8)
こんにちは,僕も最近この体験をしました. 僕も物質合成を研究しているのですが,系を年末に掃除してから結果が思わしくありません(泣) アドバイスとしては,先ほど回答されている方のようにプラスに考えるのが一番と思います. 僕の場合では,できないこととできるの大きな違いがその生成系に現れているということになります.そこが一番その物質合成に効いているのだと思って日々頑張ろうと思います. プラス思考で頑張ってください.また,こういうときはむやみやたらに実験するのではなく,検証実験するのが一番だと思います.再現でるといいですね.
お礼
ご回答ありがとうございます。 プラス思考ですね。
- aka_tombo
- ベストアンサー率44% (87/196)
慰める言葉はかけてもらおうとも思いませんが、実験記録の不全によりできないのだ、としか言いようがないのではないでしょうか? サンプリング、投入の順序、温度、反応時間などパラメータはたくさんあります。これらを全部記録しておけ!でしょうが、実際には難しいですね。 このごろの事ですから、実験のたびにビデオでも回しておくとかはいかがでしょう。 慰めにはなっていません。むしろ慰めない方が本人のためかもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 論文を引用して実験をしても、時々記載しているようにならないこともありますね。 捏造!とは思わず、当然何か記載していないパラメータが影響しているのだろうと推定しますが。
お礼
ありがとうございます。 なんでだぁ、なんでだぁ...。と歩き回っています。 まぁ、ニヤニヤ見ています。