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江戸の薬
時代劇でときどき出てくるしびれ薬やねむり薬とは何ですか?江戸時代ではどう言う薬品だったのでしょう。まあTVの世界で実際そんなに出回ることはなかったでしょうけど。
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しびれ薬。 現在で言う、弛緩剤の事です。 神経自体を麻痺させ、 肺や心臓の筋肉まで弛緩させてしまうと死に至ります。 ふぐ毒などを主成分にして、 自然の神経毒ををうまく調合すればできねー事もなかったのでしょう。 海外の漢方を利用する手もあります。 大体、自然の物を利用したと思います。 トリカブトを極めて薄く煎じた薬は、心臓病の特効薬 (強心剤)として用いられてきました。 心の病に効く。と言うインド産の漢方薬剤を分析すると、現在の医師処方箋の精神治療薬の成分が検出されたそうです。 インディオの霊媒師が、マラリアの薬と言って飲ませる木を煎じた成分から、 特効薬、キニーネが発見されたそうです。 漢方は奥が深いと言った所でしょうか?
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華岡青洲が世界ではじめて全身麻酔で手術に成功したというのが江戸時代。 でも、麻酔薬(麻沸散・通仙散)の製法は門外不出なので、ごく一部の人しか知りませんでした。そういえば日本で種痘をはじめた中川五郎治も秘法としていたので、死後その技術は途絶えてしまいました。(↓) http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Icho/8151/smallpax3.html#gouji 江戸時代の薬には、薬草(や毒草)などを調合した、扱いのきわめて危険なものから、毒にも薬にもならないものを丸めたいいかげんなものまでさまざまありました。医師免許も薬剤師もない時代ですから。 漢方薬で調べたら、何かあるかもしれません。でもTVなど物語の世界には誇張がつき物です。
お礼
どうもありがとうございます。
お礼
なるほど、ふぐ毒なども利用できるのですか、どうもありがとうございます。