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神経細胞
脳切片を培養して神経活動(スパイクの経時的強度)を見たいのですが,凍結保存すると神経は壊れてしまうのでしょうか? 凍結しても活動電位を示すというよなサイトも見つけたのですが,www.takara-bio.co.jp/goods/bioview/pdfs/49/49_22-23.pdf 本当に大丈夫なのでしょうか・・・
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質問者が選んだベストアンサー
参考URLの説明だと プライマリーの細胞を起こして、 培養するとネットワークが形成されて活動電位を示すとかいてあるようですが、 質問者さんの実験がこの系で見ることができるのかによるのではないでしょうか。 質問者さんが脳切片ですでに形成されている神経系での活動電位を見たいのならば、 この系をこのまま使うことは難しいと思いますし、 ただ脳切片を凍結融解させてもおそらく神経細胞は壊れてしまうと思います。 (そのままの凍結融解でできるかもしれませんし、 DMSO等の凍結保護剤をいれて凍結、融解の条件を調整すればできるのかもしれません) そういうすでに形成されているネットワークではなくて、 シャーレ中で再構築されたネットワークを使って行える実験でしたら、 使うことができると思いますし、 できなければメーカーにクレームを出せると思います。 メーカーに自分が行いたい実験ができるかどうかを問い合わせれば、 もしかしたらサンプルを貰えるかもしれません。 (初代培養の神経細胞なのでおそらく1回起こして使ったら終わりです) 後は、ラット胎児の海馬などから、神経幹細胞を取って培養して、 培地の組成を変えて分化させることができたと思いますが、 (自分は神経幹細胞を取れるところまでしか見たことがありませんが、たしかできると聞きました) それを使っても、この製品と似たようなことができるかもしれません。 http://www.natureasia.com/japan/product-tech/product-tissue.php
お礼
ありがとうございました. まだ,サンプリングの面でしか考えていなかったので,自分が何をみるべきなのか,はっきりするようにもっと勉強しようと思います. 大変参考になりました.ありがとうございます.