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英文献にでてきた言葉を教えてください
英文献にでてきた言葉が理解できないので教えてください。文献の一部で補助的に構造を決定するためにX線測定を行っているのですが、このなかで「shape factor」という単語が出てきます。X線写真に映っている波紋のようなものを指しているような気がしますが、はじめての単語で、いったい何を指しているのかわかりません。shape factorの訳し方、また、その説明、どのような条件で出現し、どのような式で表せるのかぜひ教えてください。
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- siegmund
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物理屋の siegmund です. X線関係は直接の専門じゃないので,物理屋としての常識程度の回答です. コンテクストがないと... という starflora さんのご意見はもっともですが, ちょっとだけ考えてみました. 構造を決定,などというならX線回折の話のようですね. これは motsuan さんの書かれているとおり. 最も単純には原子を点電荷と見なして回折の様子が決まりますが, X線の波長が短くなると原子内部の電荷分布が回折の様子に影響してきます. 散乱振幅で,点電荷の場合に比べて電荷分布による修正因子 f が形状因子です. 散乱強度なら |f|^2 が修正因子になります. でも,この形状因子は通常 form factor と言います. そこがどうも気になります. そういう話じゃないのですかね. 私が知っている shape factor というのは,形の要素を数値で表したものです. こっちは形状係数というみたいです. 大きさ R の物体があったとしまして,表面積 S は R^2 に,体積 V は R^3 に比例します. その比例係数は形によるわけで,S = k_S R^2,V = k_V R^3 として k = k_S/k_V を shape factor と呼んでいます. 立方体なら k_S = 6,k_V = 1,k = 6, 球なら k_S = π,k_V = π/6,k = 6, です. > X線写真に映っている波紋のようなものを指しているような気がしますが というなら,こちらでしょうかね? 写真なら,上の形状係数の2次元版(周囲の長さと面積)でしょうか? あとはコンテクストから 質問者の konikoni さんが判断されるより 仕方がないと思います.
- motsuan
- ベストアンサー率40% (54/135)
内容からするとX線回折だと思うのですが原子形状因子のことでしょうか? だとすると原子の散乱因子のようなもだと思います(要は原子からの散乱振幅)。 ピークの強度と散乱因子からそれに合う原子の位置を決めると いうことなんじゃないかと思います (結晶の対称性で出ないピークは決まりますがそのセル内の内部構造を決めるためには これが必要だったと思います。X線回折には○○因子というのがいっぱい出てきてうる覚えなので調べてみてください。) 式で表すというよりは 実験値を使う場合が多いのではないでしょうか? (電磁気学を使えば式としては出て来るとおもいますが。 定性的には電子の数が多いほど断面積が おおきいとかいろいろあったと思います。) カリティの教科書の後ろに表がついていたと思います。
- starflora
- ベストアンサー率61% (647/1050)
テクニカル・ターム、学術用語の訳を尋ねるのに、その言葉が出てくるコンテクストを示さないで、とりわけ、shape factor のような、ごく普通の言葉からなる用語の意味を尋ねるのは、どういうことかという疑問があるでしょう。shape は形状・形で、factor は、因子とかいう意味でしょう。だとしたら、一体何の分野の何の話をしているのか説明なしで、どうして適切な訳語や意味が出てくるのです。 X線写真、X線測定による構造決定。これだけでは、該当する分野が広くて何のことか分からないでしょう。結晶の構造決定をしているのですか? それとも有機高分子とか? あるいは医学関係ですか? shape factor は、サイエンス用語で、一応「形状係数」ですが、分野ごとで違った定義の仕方があるようです。 以下のページは、「肺腫瘍」の良性か悪性かの定量的評価を行う論文のアブストラクトかまたは、論文そのものの一部のようですが、ここに X-ray と shape factor が出てきますが、このような用法ですか? この文章に出てくる shape factor は、「我々は、良性腫瘍の像の灰変部(gray-chang)が明瞭で、shape factor は高いが、悪性腫瘍の像の灰変部は複雑で不規則な円形状であることを確認した」というところで出てきますが、この shape factor は、形状係数かも知れませんが、唐突で、「形状因子」という意味にも読めますが、これだけでは分かりません。機械や、土木や、環境科学などでも、「形状係数」というのは出てくるのです。 何を測定して、何の構造を調べていて、そんな言葉が出てくるのか、また、一体、何の専門分野なのか、分からなければ、分かりようもないでしょう(機械工学や粉体工学や環境科学での「形状係数」の定義はありますが、それぞれ違っています)。