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農学部か、園芸学科か。
初めまして。4年制大学の心理学部に在籍する大学2年生です。農学部への編入を考えており、学科選びをしているところです。私は、遺伝子組み換え等によって新しい品種を作り出すことに興味があるのですが、今、それについて悩んでいます。もともと園芸が好きで、単純に花や植物が大好きですが、遺伝子となるとそこに興味があるわけではないかも・・?!と思い始めました。実際にバイオに関する本も読みましたが、文系だからか、全く面白いとも(意味がわからなくて)思いませんでした。将来は、環境保全の為の植林や、農協などで植物を育てる仕事がしたいと思っています。林学部にも興味があります。ちなみに高校では理系で、3年間農学部を目指していましたが、受験直前に変えてしまったので後悔しています。
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すでに答えが出ているかも知れませんが。 農学部卒業生です。 園芸療法という言葉はご存知ですか? 障碍を持った方や、病気、ケガからのリハビリに、植物を使う療法があります。このような分野だと、文系、例えば心理学の知識も活かせるし、植物に触れることも必要となります。 このように、現在では、いろいろなジャンルにまたがる知識を要求される場面が多くなっているので、農学部にこだわる必要はないかも知れませんね。 だいたい農学部の卒業生で、植物に関わる仕事をしている人はそれほどいません。おそらく10%いるかいないかではないでしょうか。私は植物関係の仕事をしていますが、はっきり言ってレアケースです。 逆に、仕事で接触する人は、生産者以外は農学部、理学部は意外に少なく、様々な学校を出て植物を仕事にしている人が多いですよ。 ですから、就職の時、関連する企業にもぐり込むことを考えた方が近道かも知れません。
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あなたはまだ二年生ですから、進路変更もありかと思います。 私は農学(農芸化学)の大学院修士課程を出て15年になりますが、あなたと反対に心理学に転向しようかと悩んでいた時期がありました。 その時友人等に相談しましたが、ここで出ている回答のように慎重論しかなく、自分にも自信がなかったので結局就職してしまいました。強い熱意が相談相手に伝われば返事も変わっていたかも知れませんが、それも不足していたのでしょうね。今にして思うとどちらが良かったのかわかりません。 あなたも将来自分の家庭を持つようになるかも知れませんし、そうなると金銭的なことは非常に重要になっておいそれと進路変更することは難しくなります。ですから、その前に理想を求めて後悔しないように努力することも大事かと思います。 私のいた研究室に韓国からの留学生がいましたが、その人はアポ無しに研究室の教授に会いに来て入学したいことを直談判し、認められないとなると近くの公園に野宿して何度も門を叩き、結局研究生として一年様子を見ようということになり、一年後に大学院の受験資格を認めてもらえるようになりました。その後修士、博士と修めて今は母国の研究機関で活躍されているようです。他の外国の学生を見てもものすごい熱意と目的が感じられました。 色々迷うでしょうし、すぐには決められないでしょうが、時間が経つと今よりももっと可能性が狭まります。(というより進路変更に対する世間の圧力が高まります) 熱意と時には思い切った決断が必要でしょう。結局はあなたの人生はあなたが決めることで他人が責任は持てません。大変でしょうが頑張って下さい。
お礼
ありがとうございます。まさにその通りですね。勇気がなくて一生後悔するなんてことだけにはなってはならないですね。しかし、おかげさまで自分なりの答えが見つかりました。熱意を持って貫きたいと思います。
No.6です。 No7のご回答がmizu_atsuさんの在籍された農学部において、現実であると断定なさるのであればそれを否定する気はありませんが、2年での卒業が理論的に不可能であるような編入システムは認可されないと思います。 ある大学では、編入学生に関しては、2年次配当の実験を3年次の時間割上の空き時間や、夏期休暇期間などを割り当てたりして、2年間での卒業を可能にしています。私の知っている範囲ではどの大学もそのような配慮をして、2年間での卒業を、少なくとも理屈の上からは可能にしています。 しかし、全ての大学について知っているわけではありませんので、編入学なさるのであれば、事前に確認された方がよいかもしれませんね。
- mizu_atsu
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編入だと2年で卒業できると言われる方もいますが 学校や学科によっては不可能です。 私がいた農芸化学では 2年次と3年次に実験の単位が11単位(一科目1単位なので11種)あり それをすべて履修していないと4年次に進めません。 そして2年と3年の実験の時間はかぶっているために同時に受けることは完全に不可能です。 これは努力云々ではなんともできませんし、編入生のために別枠で時間を設けるということもしていませんでした。 つまり最低でも3年かかる計算になります。 (実験と専門で2年、卒論と取り残した専門で1年) もちろん必修は実験だけでなく専門科目もあります。 これらも時間がかぶらないようにしなければならないのです。 もちろん学科によっては実験などが少なく 生産系の場合は選択の実験が多かったようですが それでも2年では不可能です。 ただし、これは私のいた大学でのこと。 他のところでは違うのかもしれませんが どの学科にせよ実験の単位を1年ですべて取ることは ほぼ不可能だと思います。 卒業研究をしながら学生実験をできれば別ですが そんなことは(進級基準に引っ掛かって)できない気がします。 本気で転学科を考え、さらに短期間での卒業を考えているなら 単位の取得について学校側が相当の配慮をしていることを よく確認する必要があるでしょう。
お礼
ありがとうございました。いまは「園芸療法」というものに関心を持っています。農学部への編入はせず、大学院で心理・農学両方からアプローチできる研究室を探します!
厳しい回答が多いようですので、少し前向きな回答を書きます。 一般論として、3年次編入者に関しては、その後の2年で卒業が可能なようにカリキュラムが組まれます。 それは、文系の人が農学部に編入した場合とて同様です。 もちろんそれなりの努力は必要ですが、多くの人は2年で卒業します。そもそもの話として、いわゆる教養科目の単位がある程度なければ編入できませんし、それに相当する単位は一括認定されるのが普通です。 最近、農学部では旧来の学科名を変更しているところが多いですが、ご希望の分野というのは園芸学科あたりになると思います。遺伝子関係を重視するなら農芸化学あたりになると思いますが、学科名からはわかりにくいことが多いでしょうから、大学のHPをチェックするのが良いでしょう。 就職に関しては、確かに食品関係が多いでしょうが、分野によっては医薬、農薬、化粧品関係の就職もあるように思います。ただし、研究職のようなものを目指すのであれば、大学院に進学する方が圧倒的に有利です。 また、分野によっては公務員を目指す手もあると思います。 たとえば、広島大学あたりの大学院を修了していれば、上述のような職業を目指すことは可能だと思います。ただし、それ相応の実力を付けておくことが必要ですし、地理的な面でやや不利かもしれません。 また、より上を目指すのであれば、他大学の大学院への進学を考えてみるのも良いでしょう。
お礼
ありがとうございました。大変前向きな回答をいただいて、少し安心しました。「園芸療法」というものが、私の探していて答えだとわかりました。大学院に進学することは私の目標でしたので、より上を目指してがんばります。
- NOBU8448
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一口に農学部といっても大学によって、随分内容が異なります。目指される大学の教授にいろいろ問い合わせてみるのが良いと思います。 遺伝子組み換えとかの研究などは、現時点で全く面白いとも思わなかったのなら、やめておいた方が賢明だと思います。
お礼
ありがとうございます。まったく面白いと思わないというよりは、ほとんど意味がわからずなにが面白いのかわからない、という感じです…。これでは駄目ですねー↓参考にさせて頂きます!
- mizu_atsu
- ベストアンサー率41% (180/433)
農学部卒です。昔でいうところの農芸化学を出ています。 さて、環境保全もしくは植物を育てたいとのことなので 生物生産科や農芸化学(の中の環境系研究室)、森林系の科が当てはまります。 草などならば生物生産、微生物は農芸化学、木なら森林でしょうか。 農芸化学だとこの他に動物も扱っていますし、草も扱っています。 その他の科でも研究室によっていろいろ違うかもしれませんが。 このうち遺伝子組み換えを最も盛んに行っているのは農芸化学です。 生産系でも少しはやっていますがメインは農芸化学の方だと思います。 純粋に植物そのものについて学びたいのであれば生産系が一番良いでしょう。 逆に遺伝子など細かい分野を学びたいなら農芸化学でしょう。 ただ、植林をする仕事というのはかなり限られた求人だと思いますし、植物を育てるというもの企業として行っているところは少ないように思います。 農学部の就職先で最も多いのは食品メーカーだと思います。 中には種などを作っている企業に就職する人もいますがそういった企業はかなり限られています。 転学科といっても互換性のある単位は教養科目くらいで農学部に必須な専門や実験の単位がまるでないのですから卒業には4年かかると見た方がいいでしょう。 そこまでしてやる価値があるかを良く考えて行動した方がいいでしょう。 さらにいえば卒業に計6年かかるということは年齢的には修士が就職のライバルになりかねません。 文系であっても植物に携わる仕事はできると思います。 園芸の施設にも経理や総務などはあると思います。 直接は触れませんがそういったところで植物を見ながら(見えないかもしれませんが) 仕事をするのもありかもしれませんよ。
お礼
ありがとうございます。編入したい!という事で頭がいっぱいで、具体的に就職をふまえた将来を考えていなかったかもしれない…と思います。視点を変えられる大変参考になるアドバイスでした。農学部にいけるのであれば、卒業に何年かかっても良い!と思っていましたが、そこまでの強い意志があり、後悔しないのかとなると…正直疑問です。文系は植物にかかわれないという考えを改めたいと思います。
農学部修士課程修了者です。土壌学専攻ということで環境系に近い位置付けかと思います。 まず、そもそもの話になりますが、転学部をする場合に特定の単位を取得していることが条件となる場合があります。その辺はクリアできているのでしょうか?心理学部ということで理系の実験科目等農学部なら必修とされる単位について取得していないと思われますが、その点についてご確認下さい。(確認済みなら失礼しました) さて、農学部出身者として正直なところを言わせていただきますと、せっかく農学部のような泥舟に乗らなくて済んだのに、何を好きこのんで・・・・というところです。 もう大学2年生ということで、就職活動も目前に迫って来ています。心理学部の就職状況について知識は無いので比較はできませんが、農学部の就職事情についてはかなり厳しいものがあります。唯一マシと言えるのがバイオ系でして、栽培系などは技術を生かす職業にこだわるのであればハッキリ言ってどうにもなりません。敢えて農学部特に栽培系にくるのであれば、4年卒業時に文系就職することをお勧めします。(つまり、転学部の意味はないということです。) >環境保全の為の植林 環境団体などのNPOがやっていることが多いと思います。 職業として関連することをやっているとすれば、林業の他は公務員の林学・林業職位でしょう。林業はともかくも、公務員の林学・林業職は採用されるのも難しい上、今後のリストラをくぐり抜けられるかは微妙ですね。 >農協などで植物を育てる仕事 あまり求人があるとも言えないですね。 それに農協は基本的に植物を育てません。育苗センターのような部署を持っていれば多少できるかもしれませんが、そういう部署に配属されるのは高卒の人がほとんどでしょう。大卒で入れば共済とか保険業務の方にまわされると思います。 いつまでも学生でいられるわけではありませんし、今後の選択は人生に大きく影響します。転学部で変な労力を使うのであれば、資格や英語などもっと有用なところに力を使った方が良いと思いますよ。
お礼
ありがとうございます。大変参考になりました。上記の方のアドバイスと同様に、就職を視野にいれて考えていなかった、ということを思いしらされました。心理学部では、院まで進んでカウンセラーになる以外は一般企業が普通のようです。私自身、心理にまったく関心がないわけではなく、いまさら変更してそれが一番の選択か?!となるとかなり迷ってしまいます。それに、編入の労力を英語や資格に…というのは正論だと思います。ちなみに、一括単位認定をしてくれる広島あたりを狙っていたのですが…狭き門です。考え直します!
- loed83
- ベストアンサー率19% (11/56)
農学部在籍中の学生です。「遺伝子組み換え等によって新しい品種を作り出す」のであれば間違いなく農学部です。実際、私の在籍している大学で専門にしておられる先生がいます。 ただ、植林や植物育種ならば林学部をおすすめします。
お礼
ありがとうございます。しかしながら、上記の方々の意見で実際にするかかなりわからなくなってきました。就職も視野に入れて、考え直します。
お礼
ありがとうございます。これぞ探していた回答!!という感じでした。以前、心理学に精通した知人に相談したところ、「農学と心理学両方からアプローチできる分野がある」というお話を聞いた事があったのですが、それが園芸療法だったんですね。名前がわからず探していたところでしたので、大変うれしいです。早速、そちらについて調べたいと思います。