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配布と配付
こんばんは。 「アカウントを<ハイフ>します」という文を作成するときに 企業に複数のアカウントを<はいふ>するという意味で使用する場合、標記のどちらのハイフを使用したら正しいと思われますか? 企業も一つの個として考え、配付にするのか、それとも広く配るという意味で、配布にするのか。どちらが良いと思われますか? 宜しくお願いいたします!
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厳密には意味が違いますので、それに合わせた使い分けをすべきでしょう。 【配布】広く一般の人々に渡す 【配付】特定の人々に一人一人渡す ご質問の「アカウントの“はいふ”」は、意味的には「配付」のほうがふさわしいと思います。 ちなみに、法令用語としては、昭和29年11月以降に制定されたものは「配布」に統一されています。 また、新聞やテレビの報道においても、新聞協会の統一基準で「配布」を使うことになっています。 手もとの辞書では、明鏡国語辞典を除き、使い分けには触れていません。 --------------------- 広辞苑(五版) 【配付】くばりわたすこと。くばりつけること。「資料を―する」 【配布】ひろくくばりわたすこと。「ちらしを―する」 大辞林(二版) 【配付】(名)銘々にくばりわたすこと。 【配布】(名)広くゆきわたるように配ること。「ビラを―する」 岩波国語辞典(六版) 【配付】《名・ス他》銘銘に配り与える(渡す)こと。「教科書の―」 【配布】《名・ス他》広く配ってゆきわたらせること。「びらを―する」「無料―」 新明解国語辞典(六版) 【配付】関係者めいめいに配って渡すこと。「必要書類を―する」 【配布】多くの人に行き渡るように配ること。「道を行く人にチラシを―する」 明鏡国語辞典 【配付】《名・他サ変》一人一人に配って渡すこと。「資料を―する」 [表記] 法令では「配付」「配布」を区別せず「配布」を使う。 【配布】《名・他サ変》多くの人に行き渡るように配ること。「街頭でチラシを―する」 ---------------------
お礼
回答ありがとうございます。 私も意味的には「配付」を使用した方が良いのかと思っていました。 アドバイスいただいた、法令・メディアの統一基準を参考にして考えると、 統一された「配布」を使用した方が妥当かと思えました。 すごくすっきりしました。ありがとうございます!