Gです。 こんにちは。
英英はなくても英語になれていれば必要はないでしょう。 日本人が国語辞典をそんなに必要としないのとほとんど変わらない現象ですね。 読んだり聞いたりする文章から自然にその単語や言い回しのフィーリングが分かり自分のものになっていくわけですね。
しかし、英和と英英には決定的な違いがあります。 英和はあくまでも類語辞典でよほどのことがない限りニュアンス・フィーリングを説明してくれません。 つまり、日本ではこういう訳を使っていると言う日本語訳の羅列です。 羅列だからフィーリングをつかむことが出来ません。 最近Lapという単語とひざ・膝の上についての質問がありましたがいい例だと思いました。
しかし、英英の場合はその単語を説明しています。
英英にも問題がないと言うことではありません。 Appleを引いてみると、要約するとa fruitとしか書いてありません。 しかし、英和では「リンゴ」となっています。 よって、「リンゴ」を知っている日本人はイメージできるわけです。 アメリカ人は英英ではイメージできないわけです。 だから、Pictionaryのような辞典が子供たちにはあっているわけで、日本人にもあっていると思います。
Pictionaryを使うことで日本語のリンゴという訳を覚えなくて、リンゴのイメージとして覚えられるからですね。
さらに、英和には間違っていることもいまだ残っています。
英英でも(当然のことですが)説明のしかたが辞書によってまちまちですね。 だからこそ、onelook.comのように各種の辞書を使うことでその単語の理解への手助け方が違います。
Encartaでは最近の単語の量はほかの辞書とは格段の差がありますし、説明の仕方の現代的になっていますね。 それに比べ、American Heritageでは単語によっては使用法の注意事項まで詳しく説明しています。 使用者の統計(人数は少ないですが)も載っておりその点便利なところもあります。
絶対に使っていると分かる回答があるのにonelook.comを勧めるのは私しかいないと言うことが理解できません。 まさか教えたくないなんて事はないと信じたいです。
日本語を介しなくてはならない人(通訳・翻訳者)にとって英英には日本語訳が載っていないので不便でしょうね。 しかし、英語を使いこなせるようになるには英英なしには無理でしょう。
また、ネットでの例文を見てフィーリングを感じ取りそこから日本語訳を見つけると言う人もいますね。 良いことだと思います。 しかし、実際に使わない、実際のフィーリングを持っていないわけですから、ある程度推測の念を脱ぎ去ることは難しいでしょうね。 知ったかぶりに聞こえる、と言うことにもなりうる可能性を持ち合わせています。
英英を使っていくうちに英語としてのフィーリングを掴み取ることが出来るはずです。 日本語の類語ではこれは難しいか時間をうまく使っていないことにもなるでしょう。
よって、自分にあった両方の辞典を使い分けることも必要になってくると思います。 片方ひとつだけでは日本人である以上無理が生じてくるはずです。
これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
お礼
回答ありがとうございます。 >要約するとa fruitとしか書いてありません。 易しい英英辞典では満足な説明がありませんが、ネーティブ向けの難しい英英辞典だと rosaceousという用語が出てくるので こういう専門用語を覚えるのには便利です。