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お酒をやめさせる方法を教えてください
- 父の禁酒をさせたいと思っています。医師から禁酒を勧められているにも関わらず、父は毎日ビールを飲み続けています。家族が注意しても効果がありません。父の禁酒についてアドバイスや体験談があれば教えてください。
- 父の健康状態が心配です。禁酒しなければ身体がもたないと医師から言われているのに、父は酒をやめられません。家族に対しても無関心で、暴力を振るったり嘘をついたりします。どうすれば父を禁酒させることができるのでしょうか。
- 父の酒の量が心配です。毎日500ml缶ビールを2本も飲んでいます。医師や家族から禁酒を勧められていますが、父は聞く耳を持ちません。どのようにして父に禁酒の意識を持たせることができるのでしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
私は、アルコール依存症者本人で、数年間、自助グループとそのプログラムによって断酒がつづいています。 私の父も、アルコール依存症で、まだのみ続けています。 私は、医療関係者や医師などではありませんので診断や断言はできません。自身の経験からでしかお伝えできませんが、お父様は、依存症かもしれません。自助グループ内でよく聞かれる話と私自身の体験と酷似していますので。 依存症者に、「酒を飲むな」とか、「誓約書をまもれ」とか、「入院や自助グループをすすめる」とか、酒やそれにまつわる生活パターンに家族が介入したり、せわを焼いても、本人が酒を止める気になるまでははっきりいって無駄です。家族に、止めるように言われたからでやめるアル中はいません。 酒を止められた事を理由に、恨み言をいって、家族のせいにしてのみ続けるのがおちです。ほっとくのが一番です。本人の酒にまつわる行動にいっさい関わらず、無視ぐらいでいいです。 「底づき(生きることも死ぬこともできない状態)」すれば、止める気になって自ら助けを求めます。そのときに、家族は助けてあげてください アルコール依存症は、「家族病」とよくいわれています。家族全体が、依存症者本人に巻き込まれて、家族も病気状態になります。依存症者の酒を止めさせる行動にとりつかれて、家族自身の生活、安全をかえりみる事ができなくなってきます。(共依存といいます) アルコール依存症はどういった病気なのか(WHOで認定されている病気です)をまず、ご家族が学んでみてください。ご自身を守るために参加をお勧めします。 都道府県の精神保健福祉センターや、専門病院で家族のための勉強会をおこなっています。あとは家族のための自助グループに相談者ご自身が参加されることをお勧めします。 断酒会(本人と家族)、AA(家族の参加も可)、ALA-NON(家族の自助グループ)、AKKなど。同じような依存症者をかかえる家族と話をすることが、おおきな解決につながります。 下記はAKKのURLです。さまざまの自助グループの情報があります。 あと、今まで私が書かせていただいた回答も参考になると思いますので、良ければ、ハンドルネームから、過去の回答履歴をごらんになってください。
- 参考URL:
- www.akk-jp.org
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- y_hisakata
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酒は、たしかに自分の命や他人に迷惑をかけてまでも飲むものではありません。 しかし、それは「理性」によって認識するものですよね。 酒は、その「理性」を封じ込める作用を持っています。よって、理屈や損得でやめさせることは不可能です。素面のときは「そうだな、そうだよな」と納得できますが、飲んだら忘れますからねえ。 それと、酒飲みは何にせよ「自分に酒を飲まさせないようにする」相手は抵抗勢力なんです。 お父さんの幸せのためをいえば、死ぬまで飲ませてあげなさい。本人は、それで幸せなんです。 それじゃ家族はたまらない、ってんなら、入院させて拘束するしかありません。 中島らもっていう作家がいたでしょう? あの人だって、決して頭が悪くも意思が弱くも客観的分析能力がなかったわけでもないんです。 でも、酒で死にました。本望だと思います。 僕の父も、酒で死にました。本望だったと思っています。 僕も酒飲みです。(社会的生活に支障をきたさない程度ですが…)酒のせいで寿命が短くなることも、別に苦にしていません。人間、小学生で刺し殺される人もいるのですから。それを思えば十分に生かしていただきました。 酒を好まない人にはわからないでしょうが、酔っ払った状況は、通常の世界とはぜんぜん別の世界の住人になれるという功徳があります。 人間、健康で100まで生きりゃ幸せってことではないんです。それは理解してあげてください。その上で、周囲と折り合える妥協点を見出して、従わないなら実力で従わせるしかありません。 酒っていうのは、最強の合法ドラッグですよ。 …しかし、こういうエピソードもあります。 酒癖が悪くて、最後は酒で死んだ落語家の一言。 「酒を悪くいわねェでくれ。悪いのは俺なんだから」
お礼
アドバイス有難うございました。有難くて、何度も読み返しました。 少し、肩の力をぬいて、父を見ていこうと思います。 家族以外の誰にも話したことがなかったので、気持ちが少し楽になりました。
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お礼
丁寧なご回答有難うございました。非常に興味深く拝見したしました。私たち家族が、まず勉強をしてみます。本当に有難うございました