naritatuさん、こんばんわ。
どの言語が一番楽に習得できるか・・・ものすごい質問ですね。
どれを取っても、「習得する」というレベルに到達するのは同じように難しいものです。
中高、大学まで含めると8年から10年も学んだ英語でも、アメリカ人と通常会話をするまでに
習得するのが難しいことを考えればお分かりいただけると思いますが。
ただ、色々な側面から見たときにはある程度の順位付けが可能かと思われます。
あくまで個人的な感想ですので、参考程度に以下ご覧ください。
発音する
発音の難しさを順に並べると (難)仏-中-韓-独(易) となると思います。
仏中どちらが難しいかは議論があると思いますが、実際に外国人とコミュニケーションを
取るとすれば、中国語のほうが難しいかもしれません。
日本語に無い発音が多いのがフランス語、日本人には区別しにくい発音の違いが多いのが
中国語と言えるかもしれません。
巻き舌の発音が得意であれば、イタリア語が意外と簡単だったりします。
文字を読む
書いてある文字を読むという点では (難)中-仏-韓-独(易) でしょうか。
韓国・朝鮮語は、ハングルを一から覚える必要があるため取っ掛かりは悪いかも知れませんが、
ローマ字に近い規則性がありますので、その気になっておぼえれば大した苦労ではないでしょう。
中国語についても、初期のうちは「ピンイン」というフリガナに近いものが振ってある場合があり、
その場合は比較的簡単に読むことができます。
文法を学ぶ
英語の知識が全く無いとすると (難)仏-独-中-韓(易) となるでしょう。ただし
英語の知識がそれなりにあるとすれば (難)仏-中≒韓≒独(易) でしょう。
英語のスキルがあればあるほど、中国語とドイツ語の習得が容易になるでしょう。
韓国語のみ、語順や文法が日本語に比較的近いといえます。
文章から大体の意味を得る
文章を見て意味を掴む難しさを順に並べると (難)韓-仏-独-中(易) でしょう。
なんといっても中国語は漢字を利用していますから。
ただしそれが弊害になっている部分もあります。同じ字で日中で意味の異なる場合があります。
(例:中国語で「愛人」といえば恋人の意味になります)
文字を読む場合と同様、ハングルを覚えてしまえば韓国語が簡単な部類に入っていくと思われます。
総合的に考えると、(難)仏-中-独-韓(易)、ただし英語の知識があれば
(難)仏-中-韓-独(易)になるだろうというのが感想です。
ただし、大学の第2外国語として履修するときに、どれが単位を取りやすいかということになると
全く話は変わってきます。なぜなら簡単と思われる言語ほどより高度な部分まで授業が進むからです。
また、その大学の方針や教授陣、自分の進む学部などによっても変わるので一概にこれだと言えなくなります。
あくまで私の経験上の話ですが、ドイツ語では半年で1ページくらいの長文の対訳まで授業が進むのに、
フランス語では半年間発音だけに費やされたなどということもありました(理系の大学)。
この場合は、先輩や同級生の情報のほうが役に立ちます。また、一般教養レベルであれば、
外人講師の授業のほうが単位を取得しやすいようです。
お礼
英語の知識って色々役だつんですねぇ。 細々ありがとうございました。 色々聞いてみます!!