正解は専門家の方にお任せして、単純に推理ゲームとして楽しませていただきます。
まず、本来「名」というのは「下の名前」を指すものだったのではないでしょうか。
「これ、そちの名は何と申す。」
「はい、”さち”と申します。」などというぐあいですね。(時代劇の見過ぎか・・?と、実は大して見てもいないのに言ってみる。)
「名前」と言うようになったのがいつ頃なのかは不明ですが、いわゆる「名字」が一般的に普及するようになってからのように思います。(本当かよ?)
つまり、士農工商などの身分格差が解消していくと共にではないかと。(おいおい走りすぎでは?)
そうすると見知らぬ同士で「あなたの名は?」「はい、太郎です。」と言うのは変ですから、「あなたの名は?」「はい、辰巳です。」というような会話になりマス。(断定の「マス」だけ何故かカタカナ。自信ないんだよね・・。)
「太郎」は「名」ですが、「辰巳」は姓です。
「姓」は「名」の前に付きます。
それで、相手の「姓」を知りたい時には「お名前は?」と言うようになったのでは?
(とんちクイズと勘違いしているわけではありませんが・・・。)
これは相手の「姓」であると同時に、その「家族全体の姓」でもあります。
「個人を識別する名」の「前」に有る、「所属する家族の姓」、ということなのかもしれません。(ええい、もう開き直ったぞ)
それでは辰巳さんのお嬢さんの名前を知りたい時は、正式には「あなたの名は?」と言うのでしょうか?(・・・、と自分で突っ込んでみる)
昔ありましたね、「君の名は」というラジオドラマ。(あんたいくつ?お父さんから聞いた?そう・・?こ、これは本当です・・!)
でも楽しい推理でした。正解が出てくるのを楽しみにしています。
お礼
名前というのは、日本語でできた熟語なのですね。 明治になってからの言葉だというのも始めて知りました。 とても勉強になりました。 どうもありがとうございました。