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仏法(法華経)でいう理想社会とは現実に即して言うと具体的にどんな社会でしょうか?

御書に明確に示されているんでしょうか? 私にはわかりませんが、仏法でいう理想社会とは現実に即して言うと、具体的にどんな社会でしょうか? 資本主義社会?共産主義社会?社会主義社会?それとも? いろいろとご指南ください。

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  • lightgrid
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回答No.4

「妙法蓮華経方便品 第二」に「・・・此の諸の仏子の為に 是の大乗経を説く 我是の如き人 来世に仏道を成ぜんと記す」とある通り、 法華経は、現世成仏ではなく「来世成仏」です。すなわち、法華経は、「来世」において仏陀になるための修行を行うことを理想としています。 従って、皮肉なことに、法華経で云う「来世」の理想社会は、「法華経」に価値を置かず、「法華経」が見捨てられ、多くの人々が、本来の釈迦の仏教である「阿含経」に基づいて仏陀になるための修行を行う社会です。(阿含経にのみ仏陀になるための修行法が説かれています。) 世の過半数の人々が、阿含経で説かれている最低ランクの聖者である「須陀恒(シュダオン)」になったとき、 人々は、 聖霊である仏とともに生活し、瞑想し、霊界の仏と直接交信し、戒行を守り、世俗的欲望(物質的欲望、現世的欲望、金欲、地位欲、権力欲、名誉欲、「ご利益」)に興味を持たず、宗教宗派を超えて他者と霊的交流を行い、宗教宗派を超えて他者への奉仕を人生の目的として生きることになるでしょう。多くのシダゴン(斯陀含)、アナゴン(阿那含)、アラカン(阿羅漢=仏陀)も輩出されるでしょう。 (大乗仏教は、「ご利益」を目的に「仏を信仰」しています。これは、本来の仏教ではありません。) 仏教は、一般的な信仰宗教(神の信仰、仏の「信仰」)とも、いかなるイデオロギーとも関係ない、真理の教えであり、南伝仏教(上座部仏教)のお坊さんは、仏教は「科学」であるともいっています。 多くの人々が聖者になったとき、そのような社会では、「資本主義社会」は資本主義社会であっても現在考えられる資本主義社会ではなく、「共産主義社会」は共産主義社会であっても現在考えられる共産主義社会ではなく、「社会主義社会」は社会主義社会であっても現在考えられる社会主義社会ではない、平和な密厳浄土・極楽浄土の社会になると思います。

その他の回答 (3)

  • Sombart
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回答No.3

 法華経自体を、読んでいますか?  あれは、具体的な話はまるで述べていない経典で、口の悪い人は映画のプロモーションのようなものだとも評しています。  従って、社会システムに限らず、何も明確には記されていません。  そもそも仏教は社会システムについて論じるものではないので、そういうことについて期待しても得るものは無いでしょう。  例えば日蓮宗や天台宗のような法華経を最上位に置く宗派ではありませんが、唯識派(禅宗もこの仲間です)では解脱して涅槃に入ることが目的に据えられます。また例えば阿弥陀如来を信じる浄土宗では、とにかく念仏を唱えることが説かれて社会がどうあろうと気にしません。  そもそも宗教に社会システムを説かせてはいけません。共産主義は、これはイデオロギーというより宗教ですが、この宗教が大失敗した事例があるのですから。

  • dulatour
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回答No.2

多分 仏教にしても、その元となるインドの思想にしろ、現実は仮の姿なのですから、「現実に即して」いうことはできないのではないのでしょうか。 つまり、現実の世界を超越しないと理想の世界は理解できないということです。 例えば、地を這っているナメクジが鳥のような三次元の世界を理解できないように、人間が四次元の世界を色々と創造することはできても、しっかりと理解で来ることはないでしょう。恐らく仏教の理想郷は6次元位の現実的には想像することのできない社会でしょう。 ただ、仏教の理論を現実の社会に当てはめようとする意見はありますが、それは本来の仏教の考え方とは違うのではないでしょうか。 答えになってなくてごめんなさい。

  • RIMLEC
  • ベストアンサー率16% (1/6)
回答No.1

確か、根本仏教である阿含経典では、 あくまでも成仏法が説かれているのであり、 理想社会などについては、明記されていなかったように思うのですが・・・ 焦点が大乗仏教などになるのであれば、話は変わってくるでしょうが。