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ヘルパー
来年秋以降ホームヘルパーが段階的に介護福祉士に統一されるそうですが、実務経験一年以上と以下で講義や実習時間が違います。 この一年というのは時間で決まってるんですか? 例えば正社員で週40時間働いてる方とパートで週3日一日5時間とか、いろいろなパターンがありますが・・・ 実務一年というのはどうなんでしょうか・・・? http://www.sanko-fukushi.com/kisoken.html
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結論から言うと、この場合の1年とは『180日以上』で、1日あたりの時間数の規定はありません。 すこしややこしいのですが、以下にその根拠を書きました。興味があれば読み進んでください。 今回の指針では、ヘルパー2級修了者で実務経験1年未満と同じく1年以上とでは、基礎研修における講義・演習時間の免除される時間数が異なります。その際の『実務経験1年』とは何をもって『1年』と定義するかということですが、その拠りどころになっているのは、介護福祉士の国家試験受験資格に「実務経験3年以上」というのがあります。下のサイトに分かりやすく書いてあるのでご参照ください。 http://www.sssc.or.jp/kaigo/k02.htm まず、従業期間3年を1095日以上と定義しています。これから1年は365日以上と読み取ることができます。つぎに従事日数を540日以上としていますので、1年は180日以上と同じく読み取れます。この「1年180日以上」というのが、今回の実務経験1年の根拠になっています。すでに、これはケアマネジャーの受験資格、実務経験5年においても適用されています。 ここでポイントになるのは、では1日は何時間以上なのかということですが、国はそこまでは規定していません。つまり、1時間働いても8時間働いても1日は1日ということになります。しかしながら、勤務先の施設が受験の際の 実務日数の証明をするのですが、概ねどこの施設も1日としてカウントする時間数を決めているのが実状です。 将来、ホームヘルパーが介護福祉士に1本化されるにしても、基礎研修受講者は介護福祉士の受験資格の実務3年が緩和もしくは撤廃される可能性もありますし、さらなら受験要件の緩和が期待されています。 ですから、将来も介護職として施設勤務を続けたいと考える方は、今後の制度移行期においては、180日をクリアした段階で基礎研修(免除される時間を除いた時間数)を受講し、まずは資格要件を満たしておくことです。そのつぎの段階として、基礎研修修了者への受験資格緩和が決まった時点で、介護福祉士の国家試験を受験するのが一般的な流れかと思います。 ※本件の所管は厚生労働省・老健局・振興課・人材研修係です。 03-3595-2889(直通)または03-5253-1111(代表) 詳しいことをお知りになりたい場合は、直接お問い合わせください。