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葬儀費用をめぐる問題とお位牌の行方について
- 母の葬儀費用が争点となっています。内縁の夫が全額負担し、私達兄弟には介入の余地がありませんでした。調停では葬儀費用を全額受け持つことを要求されています。
- お位牌についても問題があります。当初は受け渡さないとしていましたが、私が受け取った生命保険金を内縁の夫に渡さないため、お位牌を引き取ることに変わったようです。私は返すべきではないと考えていますが、母の気持ちを考えると複雑な心境です。
- 葬儀費用の負担やお位牌の行方についての判断を迫られています。自分たちが負担すべきか、香典を貰うべきか、お位牌を引き取るべきか、悩みは尽きません。
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坊さんです。このご質問は冠婚葬祭のカテゴリーより法律のカテゴリーにふさわしいでしょうが、すでに調停中ですので裁判所の調停委員を介した話し合いで妥協点を探るしかありません。 内縁関係は、法律上の配偶者ではないので遺言が無ければ相続権はありませんので、相続財産は内縁関係でも原則生じません。(本件では子という相続人がいますので特別縁故者として家庭裁判所に申し立てもできません)。また、そもそも生命保険金は、受取人が相続によって生命保険を受け取るのではありません。第三者のためにする(民法537条)保険契約により、固有の権利として取得するのですから相続財産ではありません。(税務上の課税関係とは異なります) 葬式費用の負担については、学説や裁判例を総合しますと、まず香典で賄い、その不足分は相続財産の中から支払い、さらに不足するときは相続債務に準じ、その相続人が相続分に応じて負担すべきものと考えられています。内縁の夫さんは、法律上当然に立て替えた費用を支払えといってこられていると思料しますが、あとは内容の問題ですね。そもそも内縁の夫が喪主・施主になっていることに異議を申し出なかったのが問題だと思います(黙示の合意があった扱いになると思います。)が、その内容は調停で納得する線を探してください。本件では、香典を充当しても不足して立て替えている費用の償還請求になっていませんか?当然に香典分で不足した費用の範囲内で負担義務があります。(他に、子は親を扶養する義務があり(民法第877条)、内縁者に扶養義務はありませんので死亡時までの扶養の費用等の請求もされる可能性はあります。) ・生保の保険料を数年の間、内縁の夫が支払ったというのは、保険料を立て替えたという法律関係ですので、立て替えた金額+法定利息を請求されてもいたし方ありません。 さて、仏事に関して申し上げますと、 位牌は、いくつ作ってもまったく問題ありませんし、まったく無くても問題がありませんので、位牌の件はたいした話では無いと思います。合掌
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- sgm
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曹洞宗の僧侶です。 ご位牌、ご遺骨については、big1644さんにお母様の祭祀をなさる意思がおありになるようですので、先方の言う通りご遺骨とご位牌を引き取って供養された方が良いと思います。親の祭祀は実子が継承するのが自然と思います。 葬儀費用と保険金の件は、No.3の回答者のお話のような事だと思います。調停はこじれると厄介この上ないもので、途中で嫌気が差してしまうものですが、big1644さんの筋を通されるよう粘り強く交渉されることをお祈りします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お坊様のお言葉ありがたく頂戴いたします。 実子である私達が継承していくのが筋ですよね。 葬儀後、内縁者が「絶対にお骨は持っていかせない」って言っていました。 私達も母が長年連れ添った人だし、病気の面倒もよく見てくれてたということもあって了承しておりました。 しかし、生保金の受け渡しを拒絶したことで事態がかわったようで、「お金を渡さないならお骨を見なさい」と言い出したのです。 まぁ、それはそれで構わないのですけどね。 人の気持ちってお金でこうも変わるんだなって痛感した次第です。 1回目の調停は不調に終わらせましたので、次の調停で一つの答えみたいなものが決まると思います。 本当にありがとうございました。 心が軽くなったようです。 皆様の言葉、ありがたく頂戴いたします。
- pepe_1971
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今年はじめに亡くなられたということは、お母さんの一周忌がもうすぐだということですね。一読しただけでは、内縁の夫とあなたのご兄弟がご一緒に法事をつとめるのは難しそうな印象を受けました。 内縁の夫からすると、愛する妻が亡くなり悲しみのうちにも葬儀だけは立派にという思いがあったと思います。頑張ろうとした分、逆に実子のあなたたちに相談する暇をあたえなかったのかもしれません。 あなたたちの方からすると、お母さまと籍も入れずにいた人を父と呼べるはずもなく、ぎくしゃくした関係が続いていたところに、急にやってきた葬儀だったのではないでしょうか。 私からまずお尋ねしたいのはお骨です。お墓か納骨堂などにきちんと納骨されましたか。内縁の夫の仏壇のなかにに起きっぱなしということだけはないようにしてください。納骨するまでが葬儀なのです。 次に、お位牌に霊魂は宿りません。あれはただの木です。お母さまは位牌やお墓などに帰ってきたり、宿ったりするのではなく、あなたの体の中の血となり肉となってあなたと一緒にいらっしゃいます。祟ったり、化けて出てくるというのは迷信です。「夫との問題を上手に解決し、仲良くやっていって欲しいなあ」と心の底から思っていらっしゃることでしょう。 しかし現実にお金のことでもめていらっしゃるのだから、寺院と葬儀屋さんに支払った金額と、受け取ったご香典の金額を教えてもらい、こちらからもある程度負担させてもらうという形をとるか、このままでは双方が心おきなく参拝できるお墓もしくは納骨堂がないのではないかとも思いますので、そういった経費をこちらから出すということもひとつの手です。一周忌、三回忌、七回忌と続いていくわけですし、最後を看取ってくださったのひとりにその方もいらっしゃるわけだから、年回法要に参拝する権利はあるでしょう。 生命保険を全額支払えというのはここでは違う問題なので、論外です。 今後、仮に双方が顔をまったく合わさなくなったとしても、在りし日のお母様にひっそりと思いをはせる場所を一緒の場所に作るようにだけ努力してください。一緒にお参りするという意味ではありません。お位牌は四十九日が過ぎれば焼いてしまうものなのですから、問題はお骨です。お骨のある場所を双方がお参りできるところに作るように、お金はそのための手段だと思ってください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 母と内縁者とは20年以上の関係で夫婦同然の生活でした。 私と内縁者の関係も母の亡くなる1年前くらいまでは普通に過ごせていました。 籍云々は、大人同士なんだから別に子供の私達からすると差程問題ないとも思ってました。 現在お骨は、母兄弟が祖母の為に購入した納骨堂に一緒に納骨されてます。 納骨の日も、その内縁者及び、母兄弟からも教えてもらえずいつの間にか終わってた次第です。 連絡しても着信拒否されてましたし・・・ (複雑なのですが、亡くなる前から生保金の事で争ってたもので私達の事をよく思ってなかったようです) お位牌とお骨をもっていけという事になると思います。 本当に、複雑な問題が重なってしまって、正直頭いたい問題です。 現在の納骨堂から出せという事も、母も購入に関しては出資してたのですからそう言われる必要もないと思いますし・・・ 仮にお骨を出すことになった場合は、私達は母の生保金で新たに納骨堂を用意しようと思ってますし、そもそも、生保金は現在も全く手をつけてないですし、全て今後の供養にあてるつもりでいました。 今後どのような展開になるかはわかりませんが、確実にいえることは、これからの法要は一緒には行えないということです。 私達兄弟だけで独自に行おうとも話してました。 内縁の夫は、お金の事にはかなり執着しているようで、母名義での負債も不明だった為、私達は相続放棄もしている状況です。 このような事になって本当に残念ですが、これからをしっかりとしていきたいと思ってます。 支離滅裂な文になり申し訳ありませんでした。 また、ご鞭撻ありがとうございました。
- ohirune_neko
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素人判断ですが・・・相手の言い分が買って過ぎるように思えます。 まず生命保険云々ですが、その保険料を内縁の夫が払っていたとしても、受取人があなたなのですから、それを要求するのはお門違いです。 もしどうこう言うのであれば、契約する際に内縁の夫を受取人にしておけばいいだけの話です。 それと葬儀費用ですが、本来であれば喪主をお子さんのどなたかに据え、施主をその内縁の夫が行うという形が普通なのでは? また勝手にしておいて、あとで金をくれでは、あまりに理不尽に思えます。葬儀の運行など、少しは相談してきたのでしょうか? 弁護士さんを介していますようですので、いろいろお話されていると思いますが、感情的にならず、上手に話を進めてみてください。 また実際にはお金をまったく払わないということでは、お互いに難しいでしょうから、 ・葬儀費用はどのくらいかかったのか?明細は? ・そちらが(勝手に)取り仕切ったのですから、半々くらいで落ち着かせる?(そのあたりは交渉して) もし最初からこちらに全額というのであれば、まず相談するのが筋なのではないか?と。 ・保険金に関して言えば、基本は前述したとおりで。 まず突っぱねておいて、そのあと「こちらが譲歩する」と見せ、2-3割程度内々に渡す形でしょうか? あくまで文面からみた、素人判断な文章です^^; また全体像が見極められませんから、今一間違った意見もかいてしまったかもしれません。 相手の言うことを全部聞くことはありませんので、うまく切り抜けていってみてくださいね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 全く仰られるとおりだと思います。 正直、こんなにもめるなら生保金がなければとも思ったくらいです。 今では、内縁の夫側に母の兄弟もついており、見事に親戚内の紛争にまで発展した次第です。 感情を押さえ、事務的に進めたいとおもいます。 本当にありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お坊様からの言葉ありがたくお受けいたします。 内縁者は母が亡くなる前から生保金を独り占めするなだの、通帳と印鑑を渡せだの言われてきて、その時から不信感が募ってきたのです。 母の身を案じているのに、お金の話しばかりだったもので。 喪主を内縁者になってることに、意義を唱えなかった私達もあさはかだったのだと思います。 葬儀は母の本名ではなく内縁者の姓で葬儀が執り行われました。 自分の体裁を考えての事だと思うのですが、そこまでしたのであれば最後まで自分でみなさいって思うのですが。 葬儀代の相談もなく、全部自分で進めてしまい、ましてや口を挟むことも拒絶した人間が今頃何を言ってるんですか?って思いました。 生保金のあり方については、今回の事で色々と調べました。 私達は法に基づいてのみ行動したいと考えてます。 内縁者及び、母兄弟の言いなりにはならないつもりです。 愚痴のような文になったことをお詫びいたします。 このご回答をいただき、自分達の見直すべきこと、また、間違ってなかったことを再認識することができました。 本当にありがとうございました。