V結線電力について(2)
前回http://personal.okwave.jp/qa3332027.html
で質問させていただきましたが、時間がたちましたので申し訳ありませんが、続きについて別途質問させていただきます。
図書には
V結線について
この回路で送ることのできるゆこう電力は、負荷の力率をcosφとすると、次の式で表され、Δ結線の1/√3となる。
P=3Pp=3VIp'cosφ=√3VL・IL/√3・cosφ=VL・IL・cosφ
です。
V(負荷相電圧)=E(電源相電圧)=VL(線間電圧)
√3Ip'(負荷相電流)=Ip(電源相電流)=IL(線電流)
ちなみに、電力の容量比を見るとΔ結線の1/√3になるようですが・・・。また、単純にΔ結線から1つのコイルを取り外すと、それにより当然V結線側の相電流は増えることになります。しかし、機器には当然定格があることから、相電流を減らさなければならないことになります。これがいわゆる容量比になるのでしょうが、この部分が上記の式で考慮されているのでしょうか。
これについて、前回のアドバイスを元に、次のとおり整理して見ましたがいかがでしょうか?
考えた結果としましては、回路で送ることができる電力ということで
Δ結線とV結線において、線間電圧と相電流が等しい(・・・これは1相当たりの容量は等しいということになるのでしょうか?)という前提になるものと考えています。
このため、Δ結線と比べると線電流は1/√3倍になる。
このことから、V結線の電力は
P=3・負荷相電圧・負荷相電流・cosφ
=√3・線間電圧・線電流・cosφ
となるが、ここの線電流はV結線における線電流ですが、Δ結線に比べると1/√3になることから、
P=√3・線間電圧・線電流/√3・cosφ
=線間電圧・線電流・cosφ となると考えました。
また、線間電圧と線電流が等しいとした場合には、電源の相電流は√3倍になることから、
P=√3・線間電圧・線電流・cosφ
=√3・相電圧・相電流・cosφ ・・・この相電流はΔ結線に比べて√3倍になることから
P=√3・相電圧・√3相電流・cosφ
=3相電圧・相電流cosφ
となり、全体の出力は代わらないが、いわゆる利用率が1.5倍になり過負荷運転になるということを意味していると考えています。
このように考えておりますがいかがでしょうか?
なお、参考図書においては、上記記述以上の前提条件はありませんでした。
お礼
回答ありがとうございます。 まさにそうでした。 線電流に直していなかったミスです。 質問のおかげで解決しました。 ありがとうございます。