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A・・・・級? 誰がつけた?
戦犯のA級、BC級という分類についてふと思ったのですが、戦犯の分類に、いったい誰が、いつ、どんな経緯で級なんてつけたのでしょうか? たいてい級とつけると、階級や順位をあらわすものと多くの人はおもってしまいますから、そうでない戦犯の分類につけるのは表現上不適接なのではと思うのですが・・・・。 これはどういうことなのでしょうか?
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- m_taisa
- ベストアンサー率44% (12/27)
(a)平和に対する罪 侵略戦争もしくは国際条約、協定もしくは誓約に違反する戦争の計画、準備、開始もしくは遂行、またはこれらの各行為のいずれかの達成を目的とする共通の計画もしくは共同謀議への参加。 (b)戦争犯罪 戦争の法規または慣例の違反。この違反は、占領地所属もしくは占領地内の民間人の殺害、虐待、もしくは奴隷労働もしくはその他の目的のための追放、捕虜もしくは海上における人民の殺害もしくは虐待、人質の殺害、公私の財産の略奪、都市町村の恣意的な破壊または軍事的必要によ り正当化されない荒廃化を包含する。ただし、これらに限定されない。 (c)人道に対する罪 戦前もしくは戦時中にすベての民間人に対して行なわれた殺人、殲滅、奴隷化、追放及びその他の非人道的行為、または犯行地の国内法の違反であると否とを問わず、本裁判所の管轄に属する犯罪の遂行として、もしくはこれに関連して行なわれた政治的、人種的もしくは宗教的理由に基づく迫害行為。 分類規定は以上であり、単に「A項該当」と称されたのが、いつのまにか「A級」と呼ばれだして定着してしまったのです。それを調べるのも面白いかも知れませんね。
- K29_2005
- ベストアンサー率27% (15/55)
No.4 確かにそれらの問題のためA種B種…などと言い換えるべきだという意見もありますが、名づけた当時は特に意図する事も、誰がという事もなく、普通に名づけた結果偶然こうなってしまったという事です。 私はもう今更言い換えても大半の国民は級のイメージで残ってるので意味はないと思います。 また無駄に中・韓から批判がくるでしょうし、左翼からは軍国主義扱いされるでしょうから、得な事はないと思いますよ。
お礼
なんとなくつけられたものだったんですか。 別に変える変えない問題を意識したわけではないですが、国民のイメージはどうしようもないにしても、本来の意味をわかってないのが大半の連中の批判でどうしようもないというのには、いまいち納得がいかないですね。 二度目の回答ありがとうございました。
- K29_2005
- ベストアンサー率27% (15/55)
国語はあんまり詳しくないですが…。 この場合、級ってのはただ後ろに付けられるだけのもので、それによって意味がかわるわけじゃないですから。 例えば何かの試験で、1級も2級も3級も実力が全く同じで年齢別というだけで分けられる事もあるわけです。 この場合確かに3級とされると1級より下に見られますが、間違った使い方じゃないわけです。 問題は級の前についてる文字や意味で変わってきますので、戦犯の場合A.B.Cとついてるのが一番の問題なのです。 やはりAのほうがCより重罪に見られてしまうのは仕方のないことですが、使い方は間違ってはいません。 よ級・は級・み級、などと全く意味不明の付け方をしてればそう見られる事もなかったでしょう。
お礼
確かに間違った使い方ではないのですね。 ですが、級をつけずにA.B.Cだけでもよかったように思うのですが・・・・・・。 すごい妙なたとえですが、Aランチ、Bランチ、Cランチといわれても、別に上、並、下の区別はイメージしたりはしないのですが。 回答ありがとうございました。
- mobu
- ベストアンサー率30% (45/148)
A,B,Cというのは罪の軽重を意味するということを含んでいないそうです。↓
補足
すいません。私の言い方が悪かったようです。 聞きたかったのは、戦犯の軽重を示すものではない言葉に、何で級がつかわているのかということです。 一応由来は知っていたのですが、そこになぜ級とつけたのか、また現在において多くの人が勘違いをしている原因の一つが、この「級」であると思ったので。
- buttie
- ベストアンサー率22% (15/66)
極東軍事裁判(東京裁判)の時に、被告が犯した(とされる)罪の種類を分類するのに、A,B,Cを使ったと読んだことがあります。 ですので、A,B,Cは階級や順位ではないです。
補足
すいません。私の言い方が悪かったようです。 聞きたかったのは、戦犯の軽重を示すものではない言葉に、何で級がつかわているのかということです。 一応由来は知っていたのですが、そこになぜ級とつけたのか、また現在において多くの人が勘違いをしている原因の一つが、この「級」であると思ったので。
- merlionXX
- ベストアンサー率48% (1930/4007)
極東国際軍事裁判所条例の第五条の(イ) 「平和ニ対スル罪 即チ、宣戦ヲ布告セル又ハ布告セザル侵略戦争、若ハ国際法、条約、協定又ハ誓約ニ違反セル戦争ノ計画、準備、開始、又ハ遂行、若ハ右諸行為ノ何レカヲ達成スル為メノ共通ノ計画又ハ共同謀議ヘノ参加。」 この条文の原本は、もちろん英文であり、同条(イ)が (a) となる事から、5条a項を犯したものとしてA級戦犯(戦争犯罪人)と呼ばれたわけです。 同様に、B級戦犯やC級戦犯とは、極東国際軍事裁判所憲章第6条b項「通例の戦争犯罪」、c項「人道に対する罪」に違反したもののことを言います。誤解されている方が多いようですが罪の軽重を示す意味ではありません。
補足
すいません。私の言い方が悪かったようです。 聞きたかったのは、戦犯の軽重を示すものではない言葉に、何で級がつかわているのかということです。 一応由来は知っていたのですが、そこになぜ級とつけたのか、また現在において多くの人が勘違いをしている原因の一つが、この「級」であると思ったので。
お礼
お礼を書くのが遅れてしまい、すみませんでした。 >分類規定は以上であり、単に「A項該当」と称されたのが、いつのまにか「A級」と呼ばれだして定着してしまったのです。それを調べるのも面白いかも知れませんね。 そうです!まさにそう思い、この質問を立てました。