- ベストアンサー
キャリア教育
よく大学でキャリア教育という言い方をしますが、キャリア教育というものは、どういうものなのでしょう?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
キャリア教育は、「学校と社会及び学校間の円滑な接続を図るため」のものであり、最終的な目標としは、「主体的に進路選択する能力・態度を育成する」ことで、従来から使われている進路指導と同義語として扱われています。 しかし、これまでの進路指導は本来の姿とは乖離した学業成績による「選択」に重きをおいた指導で中学校・高校の卒業時に集中的に行われる指導と広く誤解されています。進路指導は、その本来の意味を取り戻そうとし、「キャリア教育」という名称でリニューアルを図ったものだと考えて見ると良いでしょう。 これまでの進路指導になかった重大な役割をキャリア教育は担うようになり、小学校・中学校・高校・大学などの「発達段階に応じて」教育活動として新たな位置づけを置いたものです。 大学生であれば、大学に進学して将来どのように社会に貢献していくか?また、OB・OGなどによる講演やインターンシップ(就業体験)などを通して、自分の自己実現へ向けどう社会と向き合っていくのかということも重要視されます。また、大学などで開かれている就職ガイダンスや就職セミナーなども含めて大学などの教育機関と社会との関わりを通して、「キャリアビジョン」=「将来、自分の仕事をこんなものにしていきたい」というデザイン設計ができるようにするためのものだと解釈されると良いと思います。 昔は、「大学卒業」=「就職」というのは簡単だったと思いますが、このご時世「大学卒業」が就職とは必ずしも結びにくい状況になっているので、大学在学中に「自分を見つめ直したり」「自己を磨いて見るのもよいと思います」そうしたことで、自分の将来に対するビジョンが明確になってくると思います。 近年、「フリーター」「ニート」などの社会的な問題が上がられる中で、「フリーター」がモラトリアムの一様態なった段階で、若者の一つの進路先に昇格したことで、学校などの教育機関では進路指導が積み残されたままの状態になり社会的問題として扱われていると考えられます。 文部科学省のHPで進路指導・キャリア教育に関する詳しい資料があるので興味があったら参考にして見てください。 何らかの参考になれば幸いです♪
お礼
回答ありがとうございました。 とても参考になりました。