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無機化学の仏語→英語→日本語の翻訳
今、仏語から英語にした技術文献(無機化学)の翻訳をしていますが、以下の文章のところで困っています。 英語 It is also stated that the fluorosulphides ... are products fluorinated in the mass, that is to say, the fluorine is present in the entirety or all the mass of the products and not solely or essentially on the surface thereof. 仏語(原語) On precise aussi que les fluorosulfures ... sont des produits fluores massiques, c'est a dire que le fluor est present dans l'integralite ou toute la masse des produits et non pas uniquement ou essentiellement a la surface de ceux-ci. (アクサン・テギュなどは表記できませんので省かせて頂きました。) なお、fluorosulphideとはこの文章より前に出てきたrare earth fluorosulphideを省略したもので、希土類フッ化硫化物、例えばLaSFなどです。類似物質として硫化塩化ビスマス(?)(BiSCl)などがあったようです。(欧州ではsulfideはsulphideと書くことが多いようです。)希土類フッ化物と希土類硫化物との組合せ物のようです(化学反応したのか単純な混合物なのかはよくわかりません)。 "the entirety" と "all the mass" は(英語的には変だと思うのですが)前後関係からたぶん「全体」と「大部分」を言いたいのではないかと思います(仏語のtoute la masseがよくわかりませんので推測です)。でも、最後の"and not solely or essentially on the surface thereof"が何を意味するのかよくわかりません。 推測としては、「フッ素が物質の表面のみに存在していなくてもよく、また必ずしも表面に存在していなくてもよい。」ということではないかと思うのですが、自信がありません。なぜ表面云々の話になるのか?というのが疑問です。(これは純粋に無機化学の話です。)
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お礼
kawarivさん、昨夜はご回答ありがとうございました。 化学の場合、表面だけフッ素化して内部はフッ素化されないとかその反対とかいうのは変だと思ったのですが、無機化学ではどうもそういうこともあるようですね。 kawarivさんがおっしゃっているように、 「生成物はほぼ全体にわたって“均質に”LaSFである」 というのが当たっているような気がします。 しかし、既知物質なのにこのケースのクレームは用途発明ではなくて物質発明がメインです。無機ではこんなのも「あり」なのだろうかと、ちょっと疑問です。(PCTだからそのまま出しますが。(^^;)) どうもありがとうございました。
補足
kawarivさん、ご回答ありがとうございます。また、いつもお世話になっています。 このケースの用途は顔料です。 ただ、全体的な意味としたら、kawarivさんのおっしゃる通りだと思います。 また改めてお礼をさせて頂きたいと思いますが、明日(もう「今日」ですね)が期限で、今見直し中なので、取り急ぎということで、失礼します。