補足いたします。
一般での用語の使い方については存じませんが、公衆衛生の中の食品栄養の分野で言うところの粗蛋白の定義は;
ケルダール法(食品では通常、セミミクロケルダール法)によって総窒素量を測定したものから求めるものです。
方法としては(概略を述べますと);
試料を分解フラスコに入れて硫酸、分解促進剤(硫酸銅と硫酸カリウム)、そして、過酸化水素水を加えて加熱分解し、蒸留装置につけて水酸化ナトリウム溶液を加えて発生するアンモニアガスを硫酸に吸収させ、それを水酸化ナトリウムで滴定することで総窒素含有量が求められます。
その結果に窒素係数を乗じたものを粗蛋白量とする
というものです。
ごく一部の脂質(グリセロリン脂質等)や、蛋白の消化分解産物である尿素などにも窒素は含まれていますが、通常は食材に含まれる量としては、さほど多くはないものです。
検索はしておりませんので、URL等は存じませんが、
ケルダール法 総窒素 窒素係数
といったようなキーワードを使われれば見つかるかもしれませんネ(確かめていませんので、適当なキーワードを探してみてください)。
なお、食品栄養の分野では、蛋白・炭水化物・脂質のいずれも食品可食部に対する割合でしめすものですから、乾燥物中の割合では示しません。同じイモでも生と干しイモではまったく含量が異なってくるものです。その状態での含有量を示しますからネ。
以上kawakawaでした
お礼
返事が遅れてしまってすみませんでした。昨夜必死に調べたのですが、なかなか理解できずに困っていたんです。実はそれなりに急いでいたので本当に助かりました!今回本当に困ってしまって&急ぎだったので『教えてgoo』へ初めて質問させていただいたのですが、親切且つわかりやすい説明をして頂いて本当にありがとうございました(^^)。