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酸素飽和度(SPO2)の年齢別平均値というのはありますか?
病院職員です。 簡単に計れるspo2を目安に酸素供給量や運動負荷を決めようと思っていますが、老人は特に心肺機能に問題がない人でも値が低い場合があると聞きます。しかし、どの程度が異常でどの程度までが許容できる範囲なのかわかりません。年齢別の平均値などのデータをご存じの方教えてください。また、spo2と運動負荷の関係などについて記載されているページなどありましたら教えてください。
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No.1で回答させてもらったものです。 「SpO2の正常値は、動脈血酸素分圧 (PaO2)とSpO2の相関から、 PaO260Torrで約90%、80Torrで約95%であり、 この範囲外では大まかな値となってしまう。 PaO2の正常値は年齢などで変化するが、 SpO2の感受性はそれに正確には対応できない。 また一般に70~100%の範囲で精度は約5%(±2SD)のである。 正常健康人は労作後(歩行など)も同値か、少しSpO2は上昇する。 労作後何分位で回復するかは疾患の種類や症度による。」 との資料が手元にあります。 私見ですが、SpO2は誤差が生じる(生じやすい)もので、 基準値は設けにくいのでは」ないかと考えます。 SpO2の値というより、その(低い)値になる要因(心機能、呼吸機能など、疾患の種類や症度)が重要であるし、臨床的意義がありますよね。 SpO2の値は、年齢との相関より、生活状態より、 心機能、呼吸機能などを低下させる疾患、その症度の影響を受けると考えています。 健常な人の加齢による変化についての基準が、 もしかしたら、あるのかもしれませんが、私は見つけられていません。 回答になっていますでしょうか。。。
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- h-a-n-a
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spo2の正常値は90~100%です。 老人でも90%をきるようでは、酸素吸入が必要かと思います。 また、spo2は運動で下がることを期待できないかもしれません。 運動にて酸素需要量が増えると供給を増やそうと呼吸数や心拍数が上がり、血液中の酸素量は減らないように体は反応するはずです。 運動負荷による酸素供給量をはかるにはCPX(心肺運動負荷試験)のように、呼気ガス分析のほうが良いかと思います。
補足
90~100%の間であれば正常と判断して良いのでしょうか?それが40歳代とかでもそういうことがあるのでしょうか?加齢による変化があるとすればどの年代でどの程度という基準があるのでしょうか? そのデータを記載している論文やホームページはありますか? 無いのでしたらそれを研究することは意味があると考えますか?それとも年齢との相関より生活状態(屋内生活のみ、肉体労働をしている、臥床時間が長い生活など)の要素の方が影響が大きいと考えますか? spo2の値を見て90%以上は年齢等に関係なく全て正常と考えて良いのでしょうか? どう思われますか?私見で結構ですので教えていただければと思います。