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金やダイヤを工業的につくることは可能か?
金やダイヤなどの貴金属を工業的につくることは可能なのでしょうか? 金については、2原子をかなりのエネルギーを与えがら核融合させると言った方法が考えられそうですが、ダイヤについては良くわかりません(高圧にしてつくる?)。 可能かどうか、そして採算が合うかどうか教えてください。もちろん採算があいそうもないですが。
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金(Au)に関しては原子レベルにおいては、加速器内で制作が可能であったと思いますが、採算的にペイしませんので現段階ではあくまで実験用です。 人工ダイヤモンドの方は、容易に作成できます。 CVD法(Chemical Vapor Deposition・化学蒸着法)を使えば膜状のダイヤは簡単に作成できます。 ※興味のある方は「CVD・ダイヤモンド」で検索してみてください。 炭素と水の化合物であるメタン(CH4)と水蒸気(H2)をある条件の高温・高圧状態におきますと、下地となる基盤上にダイヤモンドの薄い膜が出来るというものです(10年前の学生の頃の知識です、現在はもっと効率的な方法を使っていることでしょう)。 その方法でできたダイヤは見た目最悪でしたが、ダイヤには「高高度、高熱伝導、絶縁、高透過率、高屈折」という特徴を持っています。 よってそのようなダイヤでも工業的用途では、カッターの刃先、ヒートシンク・・・等々多様な使い道に利用可能です。
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- ootorisama
- ベストアンサー率16% (13/78)
歴史的に今の化学は、金を作りたい人達が研究して発達してきたのです。 ppooooさんも、頑張って研究して、世の中のためになる人になって下さいね。(^○^)
- mari-chan
- ベストアンサー率30% (6/20)
ご質問では金をAu以外から作ることをおっしゃっているような気がします。この質問はパス。 人工ダイヤモンド製造は古くから行われています。現在ではメタンガスを原料にしているようですが、炭素のみからなる中間原料を高圧で固めるというような方法では数日で0.3カラットくらいになるそうです。何とか指輪が作れますね。メタンから直接作る方法では薄膜ができます。 最新の研究としてカーボンナノチューブからダイヤモンド匹敵の新超硬度相を作ったという話があります。ダイヤモンドは物質中最も硬い絶縁体材料ですが、ナノチューブを常温加圧処理することにより、電気伝導性を有する最も硬い超硬度材料の合成に成功したというものです。
ダイヤモンドは、普通の実験室レベルで作る事が可能なはずです。 ただ、大きさやきれいさにやや難がありますが。 コストも、装置もそれほど大掛かりでなくてもいけます。 ただ、金の方は、一般的には無理でしょうね。 大掛かりな装置がまず必要でしょう。
- ykkw_2001
- ベストアンサー率26% (267/1014)
>6万気圧、1500度、数日間 想像つかんが、なんかものすごいことだけは、わかります。 装置は案外、ちゃっちぃ感じ。(<ダイヤモンド様に対して不謹慎) 見た目きったない感じだから、貴金属としては、採算あわんでしょう。工業用ですね。(<工業に対して失礼) 錬金術のほうは、探しきらんかった。
- rockaforte
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「工業的に」ということでしたら、ごく一般的に作られています。人工ダイヤなどはドリルの先っぽやガラスカッターの先に使われてますよね。核融合、となるとあまり「工業的」ではなくって「物理学的 or 量子力学的」?とでもなるのでしょうか。技術的には可能なのでしょうけど、間違いなく大量生産に向いてません。目に見えるくらい大きなものは採算が合う以前に、あなたの生きている間に完成しないでしょう、きっと。
補足
みなさん、ありがとうございました。 私は工学的知識が0なのでちょっと難しい部分もあったのですが、とても勉強になりました。