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アスファルトの語源
先日、買い物をしている時にすれ違った小さな男の子に、「どうしてアスファルトってアスファルトって言うの?」と唐突に質問されたのですが、答えに詰まってしまいました。 どうしても気になり、その後ネット等で色々調べたのですが、アスファルトは英語asphalt であるということまでしか分かりませんでした。 どなたかasphalt の語源を知っている方がいらっしゃいましたら、教えて頂けると寝不足から解消されます。 助けてください。 よろしくお願いします。
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- ntcojp
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ギリシア語で、a(しない【否定形】)とsphalt(落ちる・ダレる)という由来だと思います。 ですので、「落ちない」とか「ダレない」などの意味になります。 道路舗装や屋根防水や接着に利用されてますね。 加熱状態ですと流動的(液体)ですが、常温になるとほとんど固化すると思います。
ギリシャ語の a- は否定の接頭辞、sphal- は「つまずかせる」という意味です。 なので "asphaltos" は「つまずかせないもの」、つまり地面をなめらかに舗装するという用途に由来する言葉です。
- petiska
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手元に文献があったので引用しながら回答します。 アスファルト(Asphalt)の語源はギリシャ語の「ASPHALTON」(固体あるいは半固体の天然の瀝青を指す)に由来します。 アスファルトの歴史は古く、紀元前3200年頃からメソポタミアおよびインダス流域で建造物や道路舗装、また浴室や水槽の防水層として使われていたことが知られています。 また、No.1の方も言われているとおり、紀元前3000年頃からエジプトではミイラをつくる際に防腐用として、アスファルトと樹脂を染み込ませた布が巻かれました。ちなみに、ミイラを表す英語の「mummy」は中世ギリシャ語の「moumia」に由来していますが、そもそもの語源はアラビア語「mumiya」に由来し、「瀝青で処理したもの」を意味します。 現在一般にアスファルトと言われているものは石油アスファルトのことで、本格的に製造されるようになったのは20世紀になってからのことです。19世紀までは天然アスファルトしか使用されていませんでした。 石油アスファルトは原油中のアスファルト分を蒸留によって分離したものであり、天然アスファルト(瀝青)はアスファルト分を含んだ原油が地表にしみ出し、軽質分が蒸発した後に残ったものと考えられています。 参考文献: 『建築もののはじめ考』の「アスファルトの歴史」より この小さな男の子のように道路を指してアスファルトいうのは、 いわゆるアスファルト舗装のことですね。 粘結材に石油アスファルトを用いた道路舗装のことを意味する と思います。
- alpha123
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アスファルトは石油(原油)の成分の一つです。石油作るときついでに取れます。ダムのそこでも使えるので便利な「樹脂」みたいなものです。 おとなりの説明サイトにはこんな記事が(下のほう) http://d.hatena.ne.jp/sugio/200504 ミイラつくりにも使われたらしいが。 アスファルトジャングルは大都会のことで、アスファルトカウボーイはハーレーの愛好家団体みたいです。いい名前だなぁ、、先取った人の勝ち(^^)
お礼
ありがとうございました。 参考になります。 ただ、説明サイトにも語源にまでは触れていないようなので、語源について教えていただけるとうれしかったです。
お礼
完璧なお答、感動すら覚えます。 バベルの塔に使われていたのは知っていましたが、ミイラにも使われていたんですね。おどろきです。 これで、ぐっすり眠れます。どうもありがとうございました。