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和製英語「エンスト」の語源についての疑問
- 和製英語「エンスト」の語源について疑問があります。
- 国語辞典によると「engine stop」の略とされていますが、実際は「engine stall」の略ではないのか疑問です。
- どちらが初めに使われたのか、根拠や出典がはっきりしているのか知りたいです。
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20年ほど前までは、「英語語源で、エンジンストール(engine stall)の略。エンジンストップは間違い」が定説だったんですが・・・ >国語辞典に「engine stop」という説明が書いてあるからです.その根拠は何なのでしょうか? 国語辞典の編集者がすべての言語に精通している訳じゃないし、自動車業界用語という「専門外の言語」ですから、参考資料の質によっては、間違ってしまうことも仕方ないか と(エンストに限らず、業界用語が人口に膾炙された結果、辞書に掲載されるになった”元専門用語”の解釈には”怪しいモノ”が少なくありません)。 #1さんのリンク先にもありますとおり、stopには人為的な操作の結果のエンジン停止を意味する場合があり、運転者の意思に添わないエンストにはそぐわない言葉のハズですが、誤用がいつの間にか和製英語として認知されたのかな??? エンストの語源の”傑作”としては、35年前にスーパーカーブームの立役者「サーキットの狼」で、編集者が書き加えたと思われる注釈「エンスト=エンジン・ストライキの略」。当時、車好きの小学生にも「出来の悪いギャグ」として失笑の種だった記憶が・・・
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一番最初はどうか分かりませんが、普通はエンジン・ストップだと思っているでしょう。 多くの人間は省略ということすら意識せず使っていると思いますが、改めて「エンストは何の略だと思いますか?」と質問したら「エンジン・ストップかな?」と言う人がほとんどでしょう。 stallという単語を知っている日本人がどのくらいいるでしょうか。 実は私は今のいままで知りませんでした。 和製英語というのは、日本人によく知られてる英単語を、英語としての文法や語法無視で、日本語感覚で好きに組み合わせたり短縮したりしている語だと思います。
お礼
御回答ありがとうございました. 私自身は,「ストール」だとばかり思っていましたので,「ストップ」が元だと読み,驚いたのです. stallの意味を知らずとも,エンストとは,エンジンストールの略であると知ることは可能です.私が言葉を知った順番は,まずエンストで,次に,それがエンジンストールの略であるということ(少なくとも私はストールだと思い込んでいた),そして,「じゃあ,ストールっ何だ?(誰かに聞いたか,辞書を引いたかはもう忘れましたが)ああ,失速,立ち往生っていう意味か」というものでした. まず略語を知り,その元の言葉を知り,元の言葉が外国語であった場合,その意味を知るというほうが,普通のような気がします.ピーシーとは,パーソナルコンピューターの略であることは知っていましたが,personalの意味を知ったのは,最後です.「ああ,それでパーソナルコンピューターって言うんだ」と合点しました.プロ野球のパ・リーグはパシフィックリーグの略ですが,「pacific」の意味を言えない日本人のほうが多いのではないでしょうか?「pacific」には複数の意味がありますが,私は,pacific leagueのpacificが,どの意味で使われているのか,未だにはっきりとは知りません. 日本語であっても,上記のような例はたくさんあると思います.原爆,原子爆弾という言葉は小学生でも知っていますが,原子の意味は知らない場合が多いでしょう.
- SPS700
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お礼
御回答ありがとうございました.
お礼
御回答ありがとうございました. 私も「ストール」が元だとばかり思っていたので,「ストップ」だと読んで,驚いたのです.いつのまに,「ストール」から「ストップ」に入れ替わったのでしょうか? おっしゃる通り,元の言葉のニュアンスからも,「ストール」のほうが自然ですよね.「ストライキ」にいたっては,エンジン自らが,仕事を拒否するって感じでしょうか? エンストの話はちょっと置きます.人間の勘違い,思い込みって厄介ですよね.私は,小学校の社会科の時間に,「リアス式海岸」を「アリス式海岸」と答えました.教室中,大爆笑でした.