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台湾で旧正月に喜ばれる4字熟語は?
台湾の旧正月で祝い事、贈り物等に使われる4字熟語、あるいは1文字でもよいのですが、どのような文字が喜ばれるのでしょうか? 聞いたところ「恭喜発財」「吉祥如意」「寿」など聞きましたが、詳しい意味も使われ方も分かりません。 良い回答をお待ちしています。宜しくお願いします。
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- d-drop
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おはようございます。 こういったことばは、赤い紙に金の文字で書いたのを、玄関に貼ったり(必ずドアの両側、門聯という、同じことばを2枚貼るのでなく、違うことばにします)、窓に貼ったりします。だいたい4字以上で、1文字というのは「寿」くらいかな。贈り物は、聴いたことはありませんが、赤い短冊に書いて(墨でもいい)入れたりしてもいいかも。 恭喜発財:「恭喜」は、~をお祝いします、ということ。「発財」は、金儲け。「お金に恵まれますよう」です。 吉祥如意:「吉祥」は、いいこと。「如意」は、思いのまま。まあ「ご希望がかないますように」かな。 寿:意味は長寿なんだけど、これは、使い方がちと難しい。赤い紙に金か墨で書いてあって、しかもそれをひっくり返して貼ってあったら、正月や結婚などの吉事。黒い紙で白抜き(その逆もあり)だったら、お葬式に使います。注意。 なんでひっくり返すかというと、やってくる(=到)と、ひっくり返る(=倒)が似た発音だから。「寿」がくるように、ということ。ことば遊びですね。日本のおせち料理で、「昆布」=「よろこ(ん)ぶ」と似たようなもの。 さて、他には、 年年大吉:これはおわかりですよね。 万代長春:春をとこしえに。 満堂富貴:家が幸せで満たされますよう。 万事如意:すべて思うままになりますよう。 歳歳平安:今年も来年も平和になりますよう。 連年有余:毎年よいことが有り余るほどきますよう。 春風得意:この新春を楽しく過ごせますよう。 ……。 こういうことばは、とてもたくさんあります。 で、中国の人は、対になってるものを喜びますから、こういうことばでも、2つ書いたほうがいいでしょう。1つはお正月を祝うことば、もう1つは幸せを願うことば、という風に。 贈り物でも、大きな梨1個より、小さめの梨2個のほうが喜ばれたりします。 可笑しいのは、むかし北京にケンタッキーフライドチキンができた時に、見にいったら、カーネルおじさんがふたり(対……)並んでた、という話があります。 中国の人の願いって、 1、お金持ちになるよう 2、子孫繁栄。 3、長寿。 この3つに尽きます。中国の人たちは、生きてる間は、思いっきり幸せになって、死後も自分を祭ってくれる子孫が絶えない、というのが理想です。 ものすごく正直で、バイタリティーいっぱいですよね。 以上、ご参考になれば。
お礼
ご返事遅くなりました、希望していた回答そのものでした。 ありがとうございました。 中国の事は何も分からないところからの相談でどなたに相談すればよいのか困っていましたがやはりこちらのサイトが一番ですね。 前回も色々な相談をして大変ためになる回答をもらい助かっています。 回答をいただく事でよりポジティブな気持ちが高まり、皆さんに後押ししてもらっているような気持ちになりますね。