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陸軍の用語

「元日本兵たちが語る」という形で、日本軍の悪行についての証言を載せた本がありますよね。大陸で日本軍が酷いことをしてきたことについて、私もまったく疑いません。ただ、書名は差し控えますが、さほど知識のない私にも、この人たちは本当に戦争に行ったのだろうかと疑問に感じる点があります。 >俺は『野戦部隊』に配属された。(いろいろな証言者がこの言葉を使います) >『密偵』の得た情報によると……(時代劇みたいではありませんか?) >『刺突要領』 (藁人形を銃剣や竹やりで刺す教練のことだそうです)  はたして陸軍では上記のような用語を使っていたのでしょうか?  これは余計なことですが、個人の書いた戦記ものを読むと、筆者が当時の地名や、我々が聞いたこともないような軍隊の用語を正確に記憶していることに驚かされます。読んでいても面白いです。それに比べると、リアリティがないというか、内容もあまりにもステロタイプで、まるで行ったことがない人が書いた旅行記を読んでいるような気がしてなりません。  私の浅い認識が間違っているかもしれませんが、お詳しい方、ご指導をよろしくお願いします。

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  • flashprim
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回答No.5

日本の沿岸要塞について http://www2u.biglobe.ne.jp/~surplus/tokushu4.htm 私の記憶では、沿海州沿岸ではなくて、太平洋の防備では、東京湾の海堡しか思いつきません。「泣く子も黙る関東軍」に配属されていた多くの者は、南洋諸島の戦いで召集され戦死したくらいですから、中支那から本土に復員され得るものは、戦傷者以外にはありえず、回復すれば戦線へ送り出されていました。本土の役人、マスコミの記者、警察官(廷吏)も南洋諸島の戦いに召集されています。戦争末期では、これらの者は、艦船、戦闘機が不足していたために、戦線に出撃できず、戦闘訓練しか行うことが無いために、多くの者が、過度の疲労、栄養不足で死亡しています。東京湾の海堡は、まったく一顧だにされていなかったので、軍部にコネが無ければわざわざ、南京、満州から配置換えはありえません。家族からの賄賂では無理でしょう。筆者(証言者)の略歴は疑うに足るものだと思われます。 日本軍の「虐殺」は肯定する者です。しかし、南京虐殺は30万人はいかない。連合軍の政治宣伝に使われています。ベトナムの200万人餓死は本当でしょう。

参考URL:
http://pegasus.phys.saga-u.ac.jp/peace/jwar/jparmy.htm
pbf
質問者

お礼

お詳しい解説をありがとうございます。たいへん勉強になりました。関東軍に配属された方はまさに地獄ですね。 著者(証言をまとめられた方)略歴の件ですが、省略してしまいましたが、参加したのがなんと「上海戦」まで含まれていますので、この人はいったい何軍に所属していたのかと思ってしまいます。(終戦寸前には北支→関東軍という移動はあったそうですが、いったん兵役が終了して再徴兵されたにせよ、よほど特異な経歴の人物だったのでしょうか) ただこれは私の浅はかな知識ですが、戦争末期には館山などの海軍の施設には、米軍の本土上陸に備えて陸軍の部隊が居候していたというようなことはあったそうです。但し、それが関東軍で、そのことを沿岸防備隊と呼んだのか定かではありませんが。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • ARX7
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回答No.4

NO.3です。補足します。中国では、反日的な教育をしたり嘘の事件を、捏造したり嘘の証言をさせたりしています。その多くは矛盾点の多い証拠ばかりです。 反日的な本だけではなく、いろんな本を読んだほうがいいと思います。 そのような本を、読んで国のために戦った爺さんたちの世代を、悪く言うのは、恥ずかしいと思わないんでしょうか? 太平洋沿岸防備隊は、太平洋て広すぎてどこを守るのかわからないし変な名前の付け方だと思います。 ほんとかどうかあやしいですね。

pbf
質問者

お礼

歴史はいろいろな角度から見ないとなりませんよね。是非そうします。 戦争ですから当然暴行はあったと思いますが、あんまりだと思い質問いたしました。少し怪しいですよね。 何度も答えてくださってありがとうございます。

  • ARX7
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回答No.3

野戦部隊とは、基本的に陸軍は、すべて野戦部隊です。野戦部隊配属されたとは、あまり使う表現では、ありません。 密偵より偵察ではないでしょうか?(自信なし) 銃剣を、扱う技術は、銃剣術というのが一般的です。 No1の人のように連隊によって用語が違うことはあるかもしれませんね。 ただ本の内容はあやしいけどね。

pbf
質問者

お礼

回答ありがとうございます。やはり用語は違う場合があるのですね。 内容は、徴発ついでに村娘を輪姦するよう命令されたとか、徴発した物資をその村人たちに分隊まで運ばせたうえ、ちょうど良い機会だからと彼ら全員を木に縛って銃剣術の的にしたというような話の連続でした。 良心の呵責もあったけれど、これも全部国のせいだという結論なのですが、もしそれが本当なら、その人こそ戦犯ではありませんか?

  • flashprim
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回答No.2

本人が調べたからかも知れませんし、話を聞いてライターが承認を得て、補足したのかも知れません。 あなたには分からないだろうが、本当にむごいものを見た、あるいは行った者は口外しないで、口をつぐむものです。

pbf
質問者

お礼

実は私もそう思っています。今で言うPTSDを克服するため、殺人・強姦を実行した元兵士は、忌まわしい記憶を消し去ろうとして、絶対にそのことを語ろうとしないと思います。日米にわたって取材した論文でもそういった内容のものを読みました。 ありがとうございました。

pbf
質問者

補足

No.2さまへの補足ではありませんが、質問し損ねたことがあるので重ねてお聞きいたします。 著者紹介として巻末に、 「南京攻略戦、信陽攻略戦(中略)に参加、再度召集され『太平洋沿岸防備隊』に編入となり終戦後復員。」 とあったのですが、陸軍に『太平洋沿岸防備隊』という部隊が存在したのか調べたのですがわかりませんでした。お願いします。

  • 6dou_rinne
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回答No.1

野戦部隊や密偵は使っていたようです。 刺突要領というのは知りませんが、正式な軍事用語以外は地方の連隊によってもいろいろ用語は違いましたからあっても不思議はありません。

pbf
質問者

お礼

まだまだ知らないことが多いようです。 連隊によって用語が違うこともあるのですね。 回答ありがとうございました。