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惑星大気の観測方法?
地学系の授業で、ユーリー・ミラーの実験を習ったのですが、ミラーは地球以外の惑星大気のデータから地球創世期の大気にメタン、アンモニア、水素が含まれていたと仮定してこの実験を行ったそうです。ところでこの実験を行ったのは1953年で宇宙船もないのにどうやって他の惑星の大気なんて知ったのか不思議です。このことについてご存知の方どうかよろしくお願いします。
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- DexMachina
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回答No.1
本当にあいまいな記憶で申し訳ないのですが、確か地上から見た惑星の赤外吸光スペクトルから、ということだったように思います。 赤外線領域には、分子内の化学結合によって異なる吸収帯があり、それによって、ある程度の物質特定を行うことができます。 複雑な有機化合物ではさすがに無理ですが、大気の場合、当然「その惑星の大気温度で気体の物質」に候補が絞られますので、メタンやアンモニアなどが特定できたのでしょう。 ※地上からの観測のため、地球大気に存在する窒素や酸素などは、存在していても確認できない、という話も聞いた憶えがあります。残念ながら、Webでの裏付けはとれなかったのですが・・・。