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女性・女系天皇

新聞・テレビ等で「女性・女系天皇」といった表現をしていますが、 「女性天皇」と「女系天皇」は違うものなのでしょうか? よろしくご教授ください。

みんなの回答

回答No.10

Y染色体とかそういう話ではありません。 女系がOKとなると、北朝鮮とかのスパイ(男性)が皇室に入ることができちゃいます。 だからダメなんです。

  • Ganymede
  • ベストアンサー率44% (377/839)
回答No.9

「Y染色体」について、気になったので少し申し上げます。 (1) Y染色体によって遺伝する形質はほとんどない 遺伝子の本体はDNAです。生物のさまざまな特徴のうち、遺伝するものを遺伝形質といいます(有形の形質も無形の形質もある)。Y染色体のDNAには、遺伝形質を伝えるものがあまりありません(遺伝形質を伝えないものがほとんど)。主に、男か女かを決める役割くらいしかないのです。 (2) Y染色体は父子で全く同一ではない このことは次の簡単な思考実験からも分かります。 オスとメスがいなければヒトは生まれない → どんなヒトも、父のみをさかのぼって太古のオスにつながる → また、ヒトは単一起源である(地球のあちこちで発生したのではなく、アフリカの一カ所で発生して世界に広がっていった) → したがって、あらゆるヒトは、原初のバンド(群れ)にいた高々数人のオスと同一のY染色体を持つ → ゆえに、全世界のヒトを調べても、Y染色体は高々数種類しかない しかし、この帰結は事実に反しますね。矛盾の原因は、Y染色体のDNAが父子で全く同一ではないからです。少しずつ変異していくのです。ただ、父だけから受け継ぐので、「Y染色体の変異の度合いを遺伝的近縁度の目安とするのは、X染色体に比べれば容易」というだけの話です。 (3) 「すべて生物のオスは、生まれてくる子の父性という、永遠の不確定に耐えなければならない」 これは法医学の有名な言葉です。さて、新薬の開発実験の時わざわざ偽薬を用いて比較対照実験を行うように、法医学者も「実子か否か疑いが生じている父子」だけでなく、「(本人たちは)全く疑っていない父子」もわざわざ調べてデータを収集します。科学的方法というのは、それほど念入りなものなのです。 その結果、「全く疑っていない父子」でも、実子でないケースは意外と多いことが分かっています。まさに「知らぬが仏」です(もちろん被験者には通知しないだろう)。民法772条も、「妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する」と述べ、「推定」の語を用いています。 〔まとめ〕 Y染色体はDNAを含んでいるものの、遺伝情報的には「ほとんど空っぽの箱」である。意味があるのはわずかな部分で、それも世代を経て変異することがある。また、父子関係は生物学的に鑑定しない限り、「推定」に過ぎない。 それでも、歴代の天皇のDNAを調べれば決着は付くが、調べられない以上、「神武以来(雄略以来)のY染色体」の話は「疑似科学」でしかない。 〔参考〕 柳田充弘のブログ http://mitsuhiro.exblog.jp/m2006-01-01/#3414480 Y染色体の継承こそが天皇制の根幹とかいうのは、わたくしは完全ナンセンスだと思います。わたくしは染色体を何十年も研究してるのですが、どういう角度から見ても「ある特別なY染色体の継承」になにか深い意義があるという意見を支持するような結果を知りません。(引用終わり) 柳田充弘は京大教授、文化功労者(なお、文化勲章は文化功労者の中から選ばれるか、または同時受賞する) http://www.kyoto-u.ac.jp/uni_int/01_eiyo/bunko/2004_yanagida.htm

noname#200115
noname#200115
回答No.8

最適なる解説付きの特集が「月刊現代」の今の号に出ております。 そこで論じられた問題の中の少数に加えて 私(生物系の研究者)が朝日の声に「愛子様問題」という 題で染色体および遺伝子水準で論じて投書して没にされた 原稿と組み合わせて解説してみます。 その原稿を改訂して他紙に投稿するので無断転載して 著作権を侵害せぬように注意してください。また問題が 複雑過ぎるので記述がわかりにくかったり説明不足で あったりするかもしれませんし、書き間違いがあるかも しれませんが、再投稿する前の草稿の骨子と ご理解ください。 質問への直接的答えは、「女性天皇は文字通り」、 「女系・・は女性天皇がつくった子供がなった天皇、 つまり親の血統を問題にします」です。 しかしそれだけでは、なぜ問題視されて論議されるかが わかりませんので生殖的な詳しい解説をつけます。 1.社会的な上位問題は、 「血統を重視するか制度を重視するか」である。 雑誌や新聞での現状はすべて血統中心主義で議論が なされている。他方、万世一系については、 さにあらざることが歴史的に明らかであるので論じません。 2.血統重視主義ならば、愛子さんが世継ぎになれば その子孫は男女(性染色体ではXY問題)を問わず確率的に 遅くとも3世代後には非天皇家(最近雑誌でホリエモンの 家系が天皇家を乗っ取る話が例示されている)の 家系に入れかわるはずである。 3.非天皇家の家系となったに違いない3世代後に 納税者は天皇を崇めるわけがないから天皇制度は廃止と なることを避けられず。制度上は天皇であるホリエモンの 子孫から勲章を手渡しされてもありがたみが無いと いうことなり。 3.愛子さんが世継ぎとなった時点で男のみが持つ Y染色体は非天皇家から供給されるので議論から外さねば ならぬ。 愛子さんの子供が持つX染色体のどちらが天皇家側の染色体かつまり 雅子さんの里の小和田家側とは違う染色体かの問題が生じ、 それを調べるには外見の性別によることができぬゆえ 科学的手法のみとなる。 この問題は、X染色体が男女ともに少なくとも一本持って いるので、愛子さんの子供の性別を問わずに生じる。 分子遺伝学的実験法である電気泳動でゲノムDNAの 泳動パターンの多型比較をして判定することになる。 ところが、配偶者を迎えた世継ぎ世代ごとに未来永劫に そのような実験を実施することは家畜の品種改良実験の ようであって非人間的なので現実的にあらず。 上記の考察により、血統主義をとれば制度の廃止論議を 生じることは必定なり。 4、Y染色体は愛子さんの非天皇家出身の夫に由来するので これを除外し、相同染色体となっているX染色体の一本は 非天皇家出身の雅子さんから来るので、愛子さんの子供の 世代ではもう片方のX染色体が問題となる。その片方の X染色体が第一子に伝わっておれば血統は保たれる。 しかし、第一子が男子ならばX染色体は一本なので 確率は50%で雅子さん由来のものとなる。 また第一子が女子ならば愛子さんの夫側のX染色体と 愛子さんの二本あるX染色体のうちの雅子さん由来の X染色体とが組み合わさって第一子に入るならば その世代で血統は絶え、他家に入れ替わる。 4.一方、血筋にこだわらずに制度主義をとれば、 婿入りして夫になった者が権力濫用を目指す恐れを防ぐ 手法に関する問題が発生する。天皇制を廃止する以外の 小手先処理では世代を超える時間軸で次々とこの問題が 必ず発生するので、天皇家という一家族の取り扱い問題が 1億人の人口の国民、とくに納税者の精神と国家の安定に とって障害となる。 5.税金の使途は民主主義国家では常に考えるべき 最も大切なことなり。天皇の直系家系とは別に、傍系の皇族 (宮家)を養う問題のほうが納税者にとっては深刻なり。 典範改訂案では第一子相続になりそうであり、ついでに 女子も宮家を創設できることにしたことが税金の浪費を 招くので深刻な問題なり。 近代に始まったので実は由緒は無いとはいえ、 宮中の儀式を行う仕事が天皇自身にはある。しかし 天皇から血縁が遠くなるにしたがって宮家は 行動の自由度が一般人に近くなる。 天皇家の断絶を避けるためのY染色体上の遺伝子の補給源 という意味で置いてある宮家は、生活費を法律で保証されて 多額の税金で養われるという優雅な遊び人生活を生涯に 渡って送ることができる点が今回の典範改訂案の隠れた 大問題である。 6.最後に、税金の使途を見張ることがtax payerとしての 国民にとって大切である。遊び人生活を生涯送る資格を 宮家に与える税金の使い方の問題に加えて、実は天皇 自身さえも納税者に何を還元できるかが、民主主義国家の 最大問題である。見返りが無い制度に対して資金(税金)を 支払うことを不景気の世の中で黙って見過ごすほど 日本人は子羊化されたかが興味あるところなり。 皇室経費273億円はイギリス王室経費の4倍なのであるから。

回答No.7

我々の性は、性染色体がXYなら男、XXなら女で、 子供は父(XY)、母(XX)のそれぞれから片方を受け継いでその組み合わせがXYなら男、XXなら女というふうに綿々と繰り返されるわけです。 つまり男子のみを後継者にしていくと、何代下ってもY染色体は変わりません。このような状態を維持することが男系です。 女性天皇がいてもその子を継承者にしないことにすれば男系が保たれるというのが過去の歴史上の例だと思います。 そして、いま男系を保とうとすると、皇族男子に更なる子を期待するか、昔、一般人になったかたがたを復活させるしかなく困っているというわけです。

noname#136764
noname#136764
回答No.6

「女系天皇を認める」ことになっても、きっと女性の皇位継承予定者の夫には「十代さかのぼると○○天皇に繋がる・・・」というような人が選ばれて、なんとか皇統を保つんだと思いますけどね。

  • ipa222
  • ベストアンサー率20% (903/4455)
回答No.5

女性の天皇が女系天皇。 今の天皇家と、女性を介してのみつながる系統の天皇家が女系天皇です。 愛子さんが、天皇家の男系でつながる元皇族と結婚したら、子供は男系天皇となります。

  • mukaiyama
  • ベストアンサー率47% (10402/21783)
回答No.4

もう少し分かりやすく言うと、将来、 (1) 愛子さまが即位されると-----男系の女性天皇 (2) その次に愛子さまの長男が即位すれば-----女系の男性天皇 (3) 愛子さまの長女が即位すれば-----女系の女性天皇 (4) 今後、皇太子さんか秋篠宮、三笠宮、桂宮さんらに男子が産まれれば-----男系の男性天皇 歴史上にある 8代10人の女帝はすべて (1) で、そのあとは必ず (4) に戻っています。 (2)や (3) の例は過去にありません。 近年は、とかく男女同権とか共同参画とか言われ、(2)や (3) を認めようとする風潮がありますが、歴史と伝統を安易に否定してはなりません。

  • code1134
  • ベストアンサー率20% (703/3370)
回答No.3

 次の様な表現も成立する筈です。即ち・・・  女性が(将来)「天皇」に就く時、その人が他界する瞬間迄、「天皇」の性は♀以外に有得ません。  しかし、女系天皇の場合はその(将来就く予定の)人物の母方の祖父が現天皇たる点がポイントですから、女系天皇には♀のみならず、♂も有得るのです。  今迄の「男系男子」限定式を不変のままでは、「天皇家(or制度)」は早ければ約50年後、に消滅します。  それ故、「天皇家(or制度)」の存続の為には、女性天皇(及び女系天皇)への道を開かざるを得ないと言うことでしょうね。  (尤も、現行の「男系男子」限定式に固執し、現皇太子&秋篠宮両名が他界時点で「天皇制」を終わらせ、他の(例えば、大統領制等)制度へ切り替えると言う選択肢があるのも確かですが)    何れにせよ?「日本国の象徴的存在」が側室と言う名の妾との間の子供では、それが男の子であったとしても、国民にも人類にも、道義的示しが付かぬでしょうし!!  従って、今回の変更を余儀なくされたと言う表現も出来ると、私は解しています。

  • inayou
  • ベストアンサー率30% (7/23)
回答No.2

女性天皇・・・天皇が女性。 女系天皇・・・今天皇になっている人の祖先が女性。 ということだと思います。 つまり、今までは天皇になれるのが男系の男子のみだったのが女系も含めるということにしたのだと思います。

  • B-rapid
  • ベストアンサー率33% (368/1098)
回答No.1

「女性天皇」は文字通り、女性の天皇のことです。「女帝」とも言いまして、歴代天皇にも存在します。 「女系天皇」とは母親のみが天皇家の一族出身で父親がそれ以外の天皇のことです。これは過去に例がなく、歴代天皇は全て父親側が天皇家の一族出身という「男系天皇」です。