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女系天皇、女性天皇について
- 女系天皇と女性天皇に関する質問についてまとめます。
- 女系天皇になった場合と女性天皇になった場合の皇位継承順位について検証します。
- 現在の皇位継承順位と女性天皇を認めた場合の継承順位について考えます。
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まず、今の制度では男系男子しか皇位継承権を認めていないので、女性天皇が誕生したら跡継ぎはどうするのかということは全く規定されていないことを申し上げておきます。 では仮に女性天皇を認めたとして、ということで考えてみましょう。そうなると当然前例を参考にしてとなりますね。過去に8人の女性天皇がいました。今回の回答ではそのうち一番古くて有名人である推古天皇の例と、一番最近の女性天皇である後桜町天皇の例を引っ張ってみます。 推古天皇の次は舒明天皇です。舒明天皇の祖父は推古天皇の異母兄であり夫でもある(むむ。近親婚ですね)三十代 敏達天皇です。舒明天皇の父である押坂彦人大兄皇子は推古天皇の子ではなく、比呂(広)姫という人との間の子です。つまりここは男系の血統的な繋がりがあります。 後桜町天皇の場合は、その次の後桃園天皇の父が後桜町天皇の先代の桃園天皇です。つまりここも「天皇の息子」ではあります。 ちなみに後桜町天皇の時代というのは年号でいうと宝暦から明和にかけてなので、江戸時代も後期、「幕末前夜」といってもいい時代です。意外に最近なんですよ。私がいつも「男系男子にこだわっている自称保守派と名乗る連中は歴史を知らない」っていうのは、そういうことなのです。「皇統は二千年以上存続している」なんていうけどさ、たった200年前に女性天皇がいるんですよ。 話を元に戻しますと、そこから考えると仮に愛子様が女性天皇として即位するとなると、次の皇位継承者は悠仁様ないしその息子ということになりますね。 ただ年齢が10歳も違わない愛子様と悠仁様の間で皇位継承というのは令和天皇の後に秋篠宮殿下が即位するみたいなものですから、まあ現実的ではないでしょう。 となると悠仁様の息子ということになりますね。まだ女も知らぬ中学生の少年をつかまえて「君の息子」となるわけですけどね。 昔は男子を産むために側室を迎えることは天皇に限らず将軍や大名でも当たり前のことでしたが、今はもうそれは無理です。できるんだったら令和天皇のときにもやっていたでしょう。そうなると悠仁様の妻になる女性には「血統を絶やさぬために男子を産むことが至上命令」となります。しかも一人では足りなくて、最低でも二人、できれば三人くらい産まないとね。まあその頃には人工授精で狙いすまして男子を産ませるんでしょうけれど、もし悠仁様の子に男子が生まれなかったら男子系の血統が絶えてしまうということになります。 蛇足: その血統問題を解決する画期的方法があります。今の天皇は北朝系なんですが、もうひとつ、南朝系というのがあります。実は血統的には南朝系のほうが濃いのですが、どこかにその末裔がいるはずなので・・・
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- munorabu
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皇位継承の原則は、皇統直系の男系の男子とされていますから女性天皇が認められても、男系の男子が根幹なので皇統順位は変わりません。 もし将来おいて皇位継承の原則が皇統直系のみで女性・女系が認められれば分かりませんが、おそらく悠仁親王までの皇統順位は変わらないでしょうね。
女性天皇を認めた場合1位と2位はどうなりますか? 継承順位 1愛子様 2秋篠宮様 3眞子様 4佳子様 5悠仁様 6常陸宮様 7以下は不在 現在は 1秋篠宮様 2悠仁様 3常陸宮様 4以下不在
- maiko04
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男系であれば皇位継承順に変更は無し。 女性天皇というのは一時的に女性が天皇を務めることであって 皇位継承順を変更することではありません。 例えば天皇陛下と秋篠宮様が相次いで崩御なされ、 子供の悠仁様が天皇陛下になるとき、 おとなになるまでの間誰か(例えば眞子様や佳子様)が 天皇陛下になるということです。