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なぜ筋肉痛になるのか
1)人はなぜ筋肉痛になるのか、運動生理学的に教えて下さい。 2)歳を取ると、運動してすぐ筋肉痛にならず、2~3日してから筋肉痛になるそうですが、これはどうしてですか?
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(1)現時点では「不明」とされています。 いくつか仮説があって「運動時に筋肉内に発生する乳酸などの疲労性物質によるもの(疲労性物質が筋肉を刺激して痛みを感じる)」「運動で発生したごく微細な筋肉の損傷によるもの(=ごくごく軽い肉離れと考えればいい)」「運動により損傷した筋肉を修復する時に白血球などが集まることで発生する炎症(擦り傷を負ったときの痛みや腫れを想像するとわかりやすい)」などが有力とされています。 以前は1番目の仮説が支配的でしたが、現在は3番の説がもっとも有力とされています。いずれにせよ、まだ生理学的には不明なことが多く、結論は出ていません。 (2) ある研究では、20代の人と60代の人が同じレベルの負荷で運動をしても、その後の筋肉痛の出かたや筋力の回復スピードに大差はなかったとされています。 これに対して、日常で運動している人とそうでない人では、同じ年齢でも筋肉痛の出るスピードは後者の方が遅く、かつ回復も遅かったそうです。 また、筋肉にかける負荷は高ければ高いほど、より激しい筋肉痛が、より速く発生する傾向がありますから、運動量が減れば筋肉痛はゆっくりとやってくることになります。 これらを総合して考えると、年をとるにつれて、「付き合いやなにかで運動する機会が減り(ないしブランクが長くなり)」、かつ「加齢なども原因となって運動量も自然と減り、そのためかかる負荷も減る」ために、おしなべて若い人よりも筋肉痛が遅れて出てくると考えられます。 まとめれば、筋肉痛の発現が遅くなるのは、年齢よりも、日常生活でどれだけ筋肉を使っているかが大きなポイントになるということです。 ですから、不健康な生活をしているなら20~30代でも2~3日遅れで筋肉痛が起きることは十分ありえます。
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- Aruku-20030515
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1:筋肉の組織が壊れるのと疲労物質の乳酸が若干できるから<痛みのほとんどは 組織が壊れることによるもの 2:痛みに時間に差が出るのは若い人とは運動量が違うからです<つまり運動量がある程度溜まるまではいたみが起きない
- Aruku-20030515
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1:筋肉の組織が壊れるのと疲労物質の乳酸が若干できるから<痛みのほとんどは 組織が壊れることによるもの 2:痛みに時間に差が出るのは若い人とは運動量が違うからです<つまり運動量がある程度溜まるまではいたみが起きない
お礼
ありがとうございました。大学の先生に質問したのですが、やはり同じような回答をいただき、お答えに満足でしました。