- ベストアンサー
戦争放棄
憲法9条を守れという人たちの考えが良くわかりません。憲法9条は、世界的に見て素晴らしい、憲法9条と同じ憲法を持っている国は他にも沢山ある(アイスランドなど)とか、色々と言われますが、納得できません。ただ、軍隊を持つ理由もこれだという理由もなかなかありません。憲法9条を守れという人たちにそれは、こうこうだから間違っているよという理由も中々いえません。 多分、軍隊は国内での警察に対応するもので、国際的に悪い国があることを想定して軍隊がおかれなければやばいのだと思っているのですが如何でしょう。特に問題を複雑にしているのが、悪い国というのが、不明確だという点だと思います。正義を実現しようとする人たちのほうが悪人よりやばいと思います。正義を実現するためには、何人殺してもなんともないというのが怖いと思います。スターリンが何千万人と殺したのも正義を実現するためだったと思います。 軍隊(自衛隊)を持つのは、こういう理由で必要なんですよと憲法9条を守る会の人たちに説明したいのですが、どう言って説明したら良いでしょうか。
- みんなの回答 (9)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
他の方の回答に意見するのはOKWeb/教えてgoo!の趣旨と異なることかとは 思いますが、大事なことなので再度コメントします。 >戦争は他の国によって引き起こされるのではなく、あほうな自国の指導者 >によって起きるのです。 この意見は一部は間違っており、一部はあっています。 自国が起こす戦争は、間違いなく阿呆な政治指導者が起こすものです。 しかし、他国から侵略される場合は、自国の指導者がどんなに優秀な平和的 かつ有能な指導者であっても、限界があります。 第二次世界大戦を例にあげますが、ポーランドは西半分はドイツに、東はソ連に 占領されました。このことについて、ポーランドに何の落ち度があったで しょうか。 同じく第二次世界大戦のオランダ・ベルギーについて。 この両国は、独力で国を守るのは困難と判断し、オランダとベルギーは中立を 宣言しましたが、フランスに宣戦布告したドイツは、独仏の国境に築かれた 要塞のマジノ線を避け、オランダ・ベルギー経由でフランスに攻め込みました。 この件についても、オランダ・ベルギーが平和を望んでも、他国からの侵略を 防ぐにあたっては、何の役にも立ちませんでした。 一方、スイスは皆さんご存知のとおり永世中立国でしたが、予想されるドイツ の侵攻に対しては予備役を総動員し、国全体で国防の姿勢を貫き通しました。 運も味方しましたが、国防の気概を示したスイスは、 第二次世界大戦中も国の独立を維持し続けました。 意見をまとめますと、戦争には自国が仕掛ける戦争と、他国に侵略される戦争が あります。 自国が起こす戦争は、政治指導者の責任によるものです。 民主主義国家においてこれを防ぐには、国民が政治に関心を常に持ち続け、 間違いを起こしそうな政治指導者は、選挙で落選させるしかありません。 (どんなに好戦的な政治家でも、戦争の準備をするには10年単位の時間が 必要ですから、その間に選挙があれば何とかなります) しかし、他国からの侵略については、軍隊なくしてはどうにもなりません。 もし自国だけで力が足りない場合は、別の国と同盟関係を結び、集団安全保障 体制を築いて、万が一の侵略に備える必要があります。 繰り返し述べますが、必要十分な軍事力がなければ、悪意ある国家からの侵略 を防ぐことはできません。 この件については、世界史をきちんと学べば、理解できることかと思います。
その他の回答 (8)
- tanno
- ベストアンサー率27% (39/140)
そもそも世界に正義の国も悪の国もありません。 あるのは強いか弱いかだけです。 勝てば官軍、負ければ賊軍です。 憲法9条を守ろうと言っている人はロシア・中国・北朝鮮の手先です。これらの国が日本を侵略するときに日本に軍隊があると邪魔なので平和主義を装って日本を弱体化させようとしているのです。 意図的に嘘を付いている人達には何を言っても無駄ですし、彼らに洗脳された人たちは論理的思考が出来ない状態になってますので理詰めで説明しても話しが通じません。 ソ連は太平洋戦争終了直前に不可侵条約を破って日本を侵略し、多くの日本人をシベリアに抑留して死亡させています。 奴らは隙を見せたら国際法に違反してでも侵略する連中です。まして日本の国内法にすぎない憲法9条など何の役にもたちやしません。 連中が日本を攻撃してこないのはアメリカと同盟を結んでいるからであるということを理解できない人達になにを言っても無駄ですので、関わり合いにならないのが一番ではないでしょうか。
- tousannzu
- ベストアンサー率26% (15/57)
その昔、とある進歩的知識人と呼ばれる人は「ソ連が攻めてきたらどうするのか?」と質問されて、「その時は両手を挙げて降参しよう。たとえ占領されても戦争するよりはマシだから」と答えたそうです。 こういう考えの人とは分かりあえないだろうなぁ・・と私は普通に諦めてます。。 あとは自分は戦争しないと思っていれば戦争には巻き込まれないと思っているんじゃないのかなぁ? 「軍隊がある→だから戦争が起こる」という流れの考えでしょうね。 私は「思いがけず戦争(紛争)に巻き込まれるかも知れない→だから念のために自国民を守る組織は準備しておく」という考えですから。。 なかなかムズイっすよね・・・。。
お礼
有難うございます。 たしか、森嶋通夫さんではなかったでしょうか。 森嶋通夫さんは、また、日本がバブル破裂して深刻な不景気の時にアジアに頭を下げて謝罪して、アジア共栄圏を作ろうと提案したのですが、アジアに頭を下げて謝罪するのは良いのですが、何でアジア共栄圏を作ろうと提案するのか、大東亜共栄圏の発想から出ていないのではないか、これでは近代経済の学者が駄目だと嘆息した次第です。
- kikiki99jp
- ベストアンサー率12% (132/1021)
政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。 憲法前文より。 かつて日本は、日本の軍事的優位を示すことによりアメリカに戦争は嫌だとおもわせればすぐに戦争がおわるだろうというなんとも無責任な状態で戦争に突入したのです。 敗戦後の裁判は勝戦国側の裁判だといって、戦争指導者たちは日本の謝りはみとめていません。 極悪非道のヒトラーさえ自国民に、人間を爆弾兵器にする特攻という戦略行為をおこなっていません。 日本にふたたび戦争がおこれば、日本人特有の国民は犠牲になっても、国を守るということが最優先され、ふたたび人間爆弾兵器を強要されるというときがくるかもしれません。現実主義者というひとたちは、そういうことが起きるかも知れないことに目をつぶっているのです。 戦争は他の国によって引き起こされるのではなく、あほうな自国の指導者によって起きるのです。 現実論者というひとたちも宗教のようなものなのかもしれません。
お礼
有難うございます。 「戦争は、あほうな自国の指導者によって起きるのです。」とおっしゃられることは良くわかるのですが、 それでは、「あほうな他国の指導者、例えば北朝鮮の指導者によって戦争が起きるという心配」どうしたら良いのでしょう。
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
No.3の補足です。 護憲派・平和絶対論者の信念が、宗教のようなものだということについて補足します。 軍隊というものは、無くてもよければ無いにこしたことはないんです。 掛け捨ての保険のようなもので、何もなければ予算を食いつぶすだけの存在 に過ぎません。 |まあ、軍隊の予算消化にともなう経済波及効果というものはありますが。 |実際、米軍基地や自衛隊の基地がなくなれば、経済的に困るという地方は |何箇所もあるでしょう。 しかし、いざ有事の際(外国の軍隊による侵略とか、大規模な内乱発生など) のときに、軍隊(日本の場合は自衛隊)ほど役に立つ組織はありません。 有事の際に国民の生命と財産を守ることができるのは、軍隊だけといって 過言ではありません。 しかし、護憲派・平和絶対論者には、こういうことが理解できないのです。 なぜなら、彼らには他人(自分以外の国民)の生命や財産よりも、自分たちの 正義を守ることの方が、重要だからです。 つきつめて言えば、軍隊とは国家がもつ暴力機関です。 暴力を振るう存在が、正義か正義でないかといえば、正義じゃないに決まって いるでしょう。 しかし、そういう正義じゃない存在であっても、百年に一度の有事に対する 備えを持つべきだと考えるのが現実を見ることのできる普通の人間であり、 自分たちの信じる正義を守るのが何よりも優先だと考えるのが、現実を見る ことのできない観念論者です。
- kikiki99jp
- ベストアンサー率12% (132/1021)
いままでに正義の戦争(だれもがそうおもう)があったこと。 そして間違った戦争を起こしたとき、その指導者たちは責任を自ずから取ったということを証明すればいいのです。 無理でしょうね。
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
質問者の方と同じ疑問は、以前より私も持っていました。 結論からいうと、言葉で説得するのは、ほぼ無理です。 平和が大事なんだ、軍隊をもっちゃいけないんだという考えは、その人の中 では絶対化しており、確固たる信念となっているからです。 まあ、一種の宗教のようなものですね。 キリスト教の信者に、信仰を捨てろといって聞きますか。 創価学会の熱心な信者に、学会はおかしい、間違っているからやめろといって 聞きますか。 軍隊をもってはいけないという結論が先にあるので、どういう議論をしても、 その結論は崩れないのです。 歴史を振り返れば、軍隊が弱小であったがゆえに幾度も国を蹂躙された、 ポーランドや第二次世界大戦中のオランダやベルギーなどの国の事情は、 説明しても最初から聞こうとしないのです。 日本の戦後の平和と安定が、在日米軍と自衛隊によって守られてきたという 事実も、彼らの目には見えないし聞こえません。 なぜなら、自分がもっている結論を崩したくないからです。 誰でも、自分を否定されるのは嫌ですよね。 たとえ自分の考えの論理に、矛盾や誤りがあったとしても。 つまりは、そういうことなのです。
お礼
有難うございます。 成程、アルメニアがトルコにやられた例なども 良いかもしれませんね。
- tatsumi01
- ベストアンサー率30% (976/3185)
憲法九条は憲法前文から出ているのです。 前文で「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」とありますから、軍隊を持たないのはこの「信頼」に依存しています。 したがって、「諸国民の公正と信義」が信頼できない事態になれば憲法九条は変えたって良いのです。 しかし、憲法九条を守れと主張する人をこの論理で説得するのは難しいでしょう。論理ではなく感情問題ですから。
お礼
有難うございます。
- ayemex011s
- ベストアンサー率23% (62/265)
(アメリカみたいに)国外まで警察しにいって欲しくはないです 国内で警察の手に負えない重武装の犯罪者に対応してくれればいいです
お礼
有難うございます。
お礼
有難うございます。 悪意ある国家からの侵略の可能性といったら現在どこでしょうか。 北朝鮮でしょうか、中国でしょうか。