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テルネルン、ミオナール等の筋弛緩薬について
眼精疲労、首凝り&肩こりが酷く、先日ミオナールを処方されましたが眠気が起こるだけで効きませんでした。以前 テルネリンやアフロト(違うかも)は眠気も起こらず結構効きました。作用は同じでも効く薬と効かない薬があるのはなぜですか?弛緩剤の強さ等、詳しく教えてください。 血行拡張剤も肩こりに処方されますか?
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筋弛緩薬は中枢神経障害による痙性麻痺、局所性筋緊張亢進、筋痙攣などに投与して、骨格筋の過度の筋緊張亢進を改善させる薬物です。作用する部員により中枢性筋弛緩薬と末梢性筋弛緩薬に分類されます。ミオナールやアロフトは比較的穏やかな作用を有するので最初から一定量投与します。テルネリンは作用が強いため少量から開始し、漸増します。 ミオナールは骨格筋の緊張亢進を緩和し、血流を改善する作用があります。副作用として眠れなくなるので症状が逆ですね。服用は1日50mg*3回。 アロフトは脊髄の筋緊張亢進状態を緩解します。副作用として眠くなります。これも逆ですね。服用は1日20mg*3回。 テルネリンは多シナプス反射抑制作用、抗侵害受容作用を有し、脊椎や上位中枢レベルに作用します。副作用はこれも眠くなります。これも逆ですね。服用は1日1mg*3回。 肩こりの原因はおもに筋の緊張からくる血行の不良からおこりますので血流をよくするために血管拡張薬(目的は違う:血管を拡張させる作用があるという意味)は処方されます。 一般に血管拡張薬は高血圧や軽い硬化症に用います。
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noname#211914
回答No.1
ダイレクトな回答ではありませんが、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「ハイパー薬事典」 このページで「名前で検索」に薬品名を入れて検索して下さい。 但し「アフロト」⇒「アロフト」のようです? ご参考まで。
補足
詳しい解説ありがとうございます。副作用が逆ですね、不思議です。ミオナールは末梢性、テルネリンは中枢性ということですね。勉強になりました。