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一般企業による出版部門の立ち上げについて
メーカーが出版社を立ち上げた事例がありますが、どのように出版社を立ち上げたか、経緯をご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。 特にTOTO出版、INAX出版について教えていただければ助かります。 どのように人材を集めたのか、取次との口座開設はどのように行ったのか…など、どんなことでもかまいません。 よろしくお願いいたします。
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私は個人ですが、出版業をやっています。ちゃんと取次コードもあります。すでに50冊以上の書籍を出版流通させています。 人材は、個人でも何とかなるのですから、企業では問題なく集められると思います。広報室などがあれば、そこからDTP担当の人を抜擢すればいいですし。 実務的なところでは 1:日本ISBN管理センター(日本書籍協会の中にある?)に資料を請求する。(確か、有償:後払い) 2:その中の登録の葉書を送付する 3:ISBNの負担金の送金 4:とりあえず、いずれかの取次 日販/東販/大阪屋/栗田出版販売など、まず電話か来訪して、口座開設の手続きをする。この時点で、「共通取次コード」をもらえます。 5:流通コード管理センターへ書籍JANの使用申請(書協経由) 費用は先払い 取次ぎは、複数の取次を同時に開設しなくても、取次同士で相互卸をしてくれますので、ひとつと契約すれば充分です。 うちは、個人なので、日販、東販は門前払いを喰らいましたが(名前と個人事業であることを言った途端何も言わずに電話を切られた)、別取次を経由して日販東販のみの書店にでも普通に流通できています。 書籍自体が一部の書店ででも、ある程度以上売れるのがわかれば、取次ぎのほうから(中堅くらいまでなら)口座開設のお誘いの連絡はきます。 ただ、取次ぎにもよるのでしょうが、1冊目の代金は、2冊目以降を発行しないと支払ってもらえない(保留される)ので、出版事業は「継続」の目処がないと行わないで、専門業者に委託する方がよいかもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 日販、トーハンは敷居が高いとはよく聞きますが、その他の取次なら可能性はあるのですね。 ちなみに、最後に書かれている「専門業者」とは、どのような業者なのでしょうか。