アメリカに37年住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。
これは仕方ない事です。 that, this, there等では下の動きを簡単に動かす事が出来るため、ホトンの場合ちゃんとTHの発音をしています。 しかし、theを弱く発音したり、, father, mother, brotherなど直前の母音が短いものであると舌の動きがそれほどはっきり動かす時間がなくなり、thの発音(摩擦音)が出来ない、またはしない人がいます。 つまり、舌が上下の歯の間に入らないまま摩擦音を作ったり、舌をLのように上の歯において摩擦音を作ったりするのはDよりも多いかもしれませんね。 (今度アメリカ人が普通に発音しているのを見てください。 必ずしも舌が歯の間に入っているとは限らないのが分かると思います。
ラップなどではそれが激しくDの発音に近くなります。 よって、theをdaと、Mohter/father/brotherをModa、fada,brodaとつづるのはそれが理由となっています。
日本語の「す」「つ」の母音が消える事があるのと良く似ています。 こちらではLazy wayと言っていますが、THをはっきり発音する事自体がおかしくも感じるのはそれが理由なわけです。
the book等の表現でも、文章の中で、THE BOOKと学校英語のとおりに発音する人は少ないと言う事になるわけですね。
日本語のように子音や母音がかなりハッキリしている言語ではなかなかこういう現象はないので分かりづらいとは思いますが、THの音は舌が歯の間に入っていなくても作れそれをしている人が多いのでそれがDへ移行しているともいえないことは無いと思います。
しかし、あくまでも、Dににている、ということのほうがおおく、はっきりDの発音している人は早口でしゃべっていて区別がつかないと言う程度だと私は感じます。
また、thを発音する単語の多くはなじみに高い単語が多いのでDに近い発音をされても分かる、と言う事でもあります。
なお、日本の学校でよく言われる、舌を歯でかんで、と言う発音の仕方ではなく、間に置いて摩擦音を作る、と言う説明に変える必要があると思います。 (変えているところはあると思いますが)
これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >はっきりDの発音している人は早口でしゃべっていて区別がつかないと言う程度だと私は感じます。 そうですね。日本の教科書に書いてあるように舌を歯でかんでtheと発音して早口になると、舌が痛そうです。 >なお、日本の学校でよく言われる、舌を歯でかんで、と言う発音の仕方ではなく、間に置いて摩擦音を作る、と言う説明に変える必要があると思います。 下でも書きましたが、ネイティブの方も、実は下を歯でかんでない・・・という人も多いようですね。 あえていうなら、舌の位置が、歯の付け根のところだと"da"、歯の先端に近いところだと"the"、だからそれほど大きな違いがないような気もするのですが・・・。