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右足付け根部分からのカテーテル検査の後は?
父(76)が右足付け根部分からカテーテルをいれる検査入院をします(3~4日)。医者によると、右首の動脈が90%以上詰まっているため、今後の処置を検討するためだそうです。3年前の写真と比べると狭窄がかなり進行しているとの事。加齢も原因と言われました。過去に糖尿、高血圧とも診断されていますが、この二つに関してはどちらも、現時点では状態は悪くないといわれています。 ”とりあえず検査が先決”というのは分かるのですが、結果によるとそのあと、どういう可能性がでてくるのかまったく予想がつきません。一般的な事でよいので、知識として教えていただけないでしょうか?即入院、手術という可能性も高いのでしょうか?
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年齢や糖尿病、高血圧の既往があることから、動脈硬化性の右内頚動脈狭窄症という診断でしょう。 3年前と比べると狭窄が進行している、というのはエコーの結果ではないでしょうか。 文面を見る限りでは、血管造影は当然施行すべき検査であり、このまま指をくわえてみていると、いつか脳梗塞を起こし、良くて左半身麻痺、悪くすると命に関わることになります。 検査の目的は手術(頚動脈内膜剥離術といって肥厚した血管壁を剥ぎ取ってくるもの)を施行すべきかどうかということと、手術の具体的範囲、方法を詳細に検討するためです。 その結果手術をする方針になったら、手術に耐えうるかどうか引き続き全身チェックを行うことになるでしょう。この方の場合は全身の動脈硬化が強そうですので、心臓をよく調べる必要がありそうですね。 もし全身的に手術が困難であったり、ご本人やご家族が手術を希望しない場合は、脳梗塞を予防する薬物治療(もう始めていると思いますが)を継続することになります。
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- TOTOOYAJI
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下の方がおっしゃられている通り動脈硬化に基づく頚部の動脈の狭窄のようですね。右頚部の動脈は大きく総頸動脈系(→内頚及び外頚)、椎骨動脈系の2系統に別れます。そのそれぞれが栄養を送る脳の部分が異なるため、まず血管造影を行い、狭窄の場所、血管の太さ、狭窄の性状(すぐつまりそうな状態かどうか、これを専門用語で不安定プラークと呼んでいます。)を調べます。その上で治療法を決定するのですが、最近では内膜剥離術よりも、カテーテルによる治療が広く行われつつあります。具体的には、風船で狭いところを広げ、ステントという金属製のパイプを留置するものです。これは局所麻酔ですみ、カテーテル検査と同様の手技で行うものです。但しこれは脳血管のカテーテル治療を専門にされている先生におまかせするのが最適です。この分野は日々進歩しています。(日本頚部脳血管治療学会という専門の学会ができています。)担当の先生がこの学会に参加なさっているような先生であれば、この分野がご専門の先生と考えます。取り急ぎご参考まで。
お礼
なるほど、より詳しく説明していただき、有り難うございます。日本頚部脳血管治療学会ですか。すごく参考になります。さっそく、その分野の先生かどうか、確かめてみます。本当に有り難うございました。
- timeup
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可能ならセカンドを他病院で取った方が良いと思います。
お礼
すばやいご回答有り難うございます。 他の病院で見てもらう場合は今迄の検査結果もやり直しになるんでしょうか?今の病院はモニター登録しているとかで、頭から足先迄のカルテがそろっているそうです。
お礼
分かりやすい説明を有り難うございます。 おっしゃるとおり、エコーの結果での診断です。 血管をゴムの様なので膨らませて血液を通りやすくするんじゃないかと友人から聞きましたが、血管壁を削ぎ取る手術も可能性があるのですね。(それは簡単にできる手術なのでしょうか?場所が場所だけに不安ですね) 文面を読む限りでは、検査自体は緊急を要する検査ではないようですね。(もちろん人間ですので明日の事は誰にも分かりませんが…)とりあえずは検査結果を見た上で、手術が必要な場合は後日再入院をする。と考えて良いのでしょうか。