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「巨人」のイントネーションの違いはなぜ?
前からずっと気になっていたのですが、大きな人を表す「巨人」と野球の球団の「巨人」とは、読みは同じ(きょじん)ですし、おそらく意味も同じだと思うのですが、イントネーションが違います。 なぜなのでしょうか? たしかに、野球の中継で「巨人の攻撃は・・・」と言うと変だと思います。 単に、大きな人の「巨人」と区別するためだけなのでしょうか、あるいは、何らかの言語学的な法則にのとっているのでしょうか? 教えていただければと思います。
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アクセント=単語 イントネーション=文 という決め事を作って区別していますが、特に言語学をなさらない限りは、良いと思います。英語(単語)の場合は、高低ではなく強弱で、ストレスと呼んでいますが、文になると高低があり、イントネーションと呼んでいます。 NO.3さんの回答を読んで、一般名詞は平坦なアクセント、固有名詞は高低というルールがありそうだなと思いました!ちょっと検索しましたら、言語工学研究所という会社のサイトで下記の表現が見つかりました。 「短い言葉で普通名詞が頭高形でないときは必ず といって良いほど固有名詞の方がが頭高形になります」 出典が分かりませんが、信憑性はとても高いと思います。
その他の回答 (3)
イントネーションというか、アクセントですね。 おっしゃる通り、意味を区別するためでしょう。そもそもアクセントとは「高低や強弱で意味を区別するためのもの」だったと思いますので。(「雨」と「飴」とか) 人名と地名・駅名なんかでも同じようなことがありますね。「渋谷」さんと「渋谷」駅とか。
お礼
アクセント→強弱 イントネーション→高低 と理解して、英語の単語では強弱のアクセントが問題になり、日本語の単語で高低のイントネーションが問題になる、と理解していたのですが、両方をひっくるめて「アクセント」なのですね。失礼いたしました。 確かに、意味を区別するためなのかもしれませんね。 回答、ありがとうございました。
- atysk-ysnk
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個体を指すモノと組織を指すモノとの違いではないでしょうか?
お礼
組織を指す場合は、一定の規則に従ってイントネーションが変化するということでしょうか? あるいは、組織を指す場合は、組織の人たちが自分たちでどのように発音するのかを決めるということでしょうか? 後者であれば、とりあえず“そういうことなのか”で終わるのですが、前者について、少し考えてみました。 普通名詞で、イントネーションが大きい人の「巨人」と同じで、かつ、その言葉が固有名詞として用いられている例を考えてみました。 あまり浮かばなかったのですが、たとえば、「宝」と(会社名の)「タカラ」の場合があるなと思いました。 この場合は、イントネーションは普通名詞の場合も固有名詞の場合も同じです。 それと、組織名ではありませんが、「光」と列車名の「ひかり」、同じく「谺」と「こだま」の場合も同じです。 ですから、やっぱり、よくわからないなぁと思います。 ただ、ふと思ったのは、大きな泉を表す「巨泉」(という語が普通名詞としてあるのかどうか不明ですが)が、大橋巨泉の巨泉になると球団の「巨人」と同じです。(ただ、「巨泉さん」と呼ぶ人の中には、普通名詞のイントネーションで呼ぶ人も少なくないみたいですが。) ということは、「巨」という字に何かあるのだろうかと思ってしまいます。 回答、ありがとうございました。
- Riccota
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全く野球のことが分からない私でも、巨人軍ぐらいは聞いたことがあり、確かに質問者さんの仰るとおり、アクセントが異なりますね。 野球チーム名 高-低、一般名詞 低-中 でしょうか。 クラブ(部活などのクラブと夜の遊び場としてのクラブ)、彼氏(boyfriendとしての最近の「カレシ」、昔の呼びかけや英語の訳語としての「カレシ」)も、場合によって、アクセントによる使い分けが最近(ここ10~20年?)できてきた言葉だと思います。 巨人も同様な経緯で使い分けのために発生したと推測されますが、もしかしたらファンの方の秘密があるのかも??他の方の回答を楽しみにしております。
お礼
あぁ、なるほど。「クラブ」「カレシ」の場合、イントネーションを変えることで意味が限定(変化?)されていますよね。「キョジン」の場合もそういうことなのかもしれませんね。 回答、ありがとうございました。
補足
質問の一部が言葉足らずでした。 >たしかに、野球の中継で「巨人の攻撃は・・・」と言うと変だと思います。 は、 たしかに、野球の中継の際に、大きな人の「巨人」のイントネーションで「巨人の攻撃は・・・」と言うと変だと思います。 です。 申し訳ありません。
お礼
参考URLを読みました。 やっぱり、法則性があったのですね! そういわれてみると、確かに、地形の「山」と名前の愛称の「山さん」の「山」とは、そんな関係ですし、動物の「虎(寅)」と「寅さん」の「寅」もそんな関係ですし。 すっきりいたしました! それと、アクセントとイントネーションとの関係もわかりました。 どうも、ありがとうございました。