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コンクリート製品について
どこのジャンルで、お問い合わせするのが良いのか分からなかったので、こちらで質問させて頂きます。 山を切り崩し、石をコンクリートとして利用する際、石から『アルコツ反応』(名称が正しいかは不明です)が検出されると全く利用価値がなくなると聞きました。『アルコツ反応』の意味(重要性が)全く解りません。どなかたご存知の方、素人にも解りやすい説明でお願いします。
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岩は多くの場合に.酸性です。 セメントは.強いアルカリ性です。 酸とアルカリが混ざると.中和反応がおこります。 多くの石では表面にセメントの膜ができると.石の中にセメントの成分が染み込みません。 が例外があるのが.細かい石英を含む岩です。細かい石英ですから.表面積が大きく.セメントのアルカリ分と石英の珪酸分が反応して.ミズガラスができてしまいます。体積が増えて(セメントは圧縮強度には強いが.引っ張り強度には極めて弱い).表面が割れてしまいます。表面が割れたころには.内部には細かいひびが入っていて.隙間に空気が入ると.セメントと空気中の二酸化炭素が反応して.酸性になり.セメントがボロボロに崩れて行きます。 ということで.セメントが分解(中和と言ったほうが良いかも)しないようにアルカリ骨材反応がはっては.困るのです。 たしか.ようきょうしかセメントきょうかいしの内容を1回だけ読んだだけなので.きわめて記憶があいまいです。
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多分『アルカリ骨材反応』を略しているのだと思いますが・・(^^ゞ 主に石英などの物質が含まれているモノを骨材(コンクリ中の石)として使うと起こる反応で、 これが出ると、硬化の際にコンクリート自体が変形したり割れたりして強度が出なくなってしまうのです。 ですので、石から「アルカリ骨材反応」が出ると『骨材』として使えないので価値が無くなるわけです。 下記の解説が詳しいと思います。参考までにどうぞ。m(__)m
お礼
素早い解答有難うございました。参考HPも助かりました。
お礼
分かりやすい説明有難うございました。