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大学の就職率
大学のパンフレットを見ていると、 「就職率95%」などの文句をよく見かけます。 それが、全く有名でない大学のパンフレットでもなんです。 さらに「1人あたりの求人5件」とあります。 就職率低迷と言われているのになぜでしょう? ありえない話なのですが、大学側が嘘をついているとも思えません。この表記はどういうことなんでしょう?
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就職率をどうとらえるかにもよって数字は大きく変わってきます。 大学が独自に公表してる場合、たとえば 1:「就職者数/卒業者数」 2:「就職者数/進路報告者数」 3:「就職者数/進路報告者数-進学者数」 4:「就職者数/就職希望者数」 などが考えられます。 1は単純に卒業生のうちの何%が就職したかどうかを示すもの。 しかし、卒業生の中には就職した、しないにかかわらず面倒くさがって大学に進路報告書を提出しない人もいます。 大学の集め方にもよりますが提出する人の割合は大学によってまちまちです。 ですから、進路報告をしなかった人は除外して進路報告をした人の中で何%の人が就職してるかをみるのが2です。 進路報告をしたものの中でも進学をした人は、就職できなかったわけではなく、就職せずに進学しただけなので分母から除外するべきだろうというのが3です。 そして就職も進学もしてない人の中には自営や起業、公務員試験や司法試験といった各種試験の浪人であえて就職しなかった人もいるから そういう人は除き、就職を希望した人の中でどのくらいの人が就職したかを示すのが4です。 一般的には3の値を就職率としてるところが多いと思います。 無名の大学で異様に合格率が高い場合は4の値を就職率としてる場合が多いと思います。 あとは派遣社員やアルバイトを社員として就職者としてとらえるかどうかでも若干値は変わってきます。 求人にしても「在籍学生1人あたり」なのか「就職を希望をしてる学生1人あたり」なのかで件数も変わります。 あと就職率低迷といわれてるのは、バブル期に比べて低迷してるだけで、求人倍率が1倍を切ったのはここ15年では2000年の0.99倍の1回だけです。 00年を除けば【仕事を選ばなければ】就職希望者全員がどこかに就職(=就職率100%)することが理論上可能だったわけです。 要は職を選ぶから就職率が100%に満たなくなるだけで職を選ばない就活をさせればどこの大学でも就職率90%、95%を出そうと思えば出せるわけです。 http://www.works-i.com/flow/survey/bairitsu2006.html 大学生・大学院生を対象とする、全国の民間企業の求人総数および民間企業就職希望者の求人倍率 求人数 求人倍率 2006年:69.9万人 1.60倍 2005年:59.7万人 1.37倍 2004年:58.4万人 1.35倍 2003年:56.0万人 1.30倍 2002年:57.3万人 1.33倍 2001年:46.2万人 1.09倍 2000年:40.8万人 0.99倍 1999年:50.2万人 1.25倍 1992年:73.8万人 2.41倍 1991年:84.0万人 2.86倍 1990年:77.9万人 2.77倍 1989年:70.4万人 2.68倍 参考 2004年 就職率上位200大学の就職先 http://www.geocities.jp/gakureking/04eco.html 2004年 67大学 学部別就職データ http://www.geocities.jp/gakureking/aera04.html
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- toshi-tsugu
- ベストアンサー率23% (181/769)
就職率と就職先とは異なるということです。少し景気がよくなれば、就職率や求人倍率はよくなります。しかし、実際にどこに就職したか(いわゆる就職先)が問題なのですが、一般的な大学はどこもあまり良くないというのが実情ではないでしょうか。 就職先に関しては、各大学とも必ずしも正直な記載はしていないかと思います。すなわち、前年度の就職先というより、過去の就職先というような曖昧な表現を用いているところが多いと思います。もし仮に前年度の就職先が良ければ過去の就職先という表現は使いません。このような表現の裏も考えて、就職先がどのようなものかを判断することが大切です。
- stone_wash
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就職先は選ばなければ、たいてい決まります。 ま、人間性に問題がない限り… ただ、第一or有名or聞いたことある企業に入った人数は、怪しいものですがね。 求人に関しては先に回答の方が仰られているとおりです。 自分自身を採用してくれるとは言っていません。 どちらかというと、こんな会社もあるんですよ!というアナウンス的なものです。 ちなみに、今の時代学校推薦もかなり落ちます。 就職低迷は最近では緩和されています。 ただし、 4月に内々定もらったのですが、その間いろいろな企業回りました。 その際、一時期社員数が無駄に多かった。と人事の方は断言していたので、出た数採用することはないでしょう。 むしろ、空いた分派遣社員にすることができることを考えると、やはり緩和されたという程度に考えておいた方がいいです。 あと、中途採用が最近優勢な気がします。 あと蛇足ですが、アル程度、大学名で就職先のランクは見当がつきます。 有名大学出は、比較的知っている企業に就職し、知らない大学は知らない企業に入っているイメージが強いです。私の周りだけかもしれませんが。 一回内定先一覧でも見たほうがいいとおもいますよ。
- nofutureforyou
- ベストアンサー率9% (25/277)
ヒント:就職率の定義
- apple-man
- ベストアンサー率31% (923/2913)
20代、30代の就職難は依然続いて います。平均失業期間は4年くらいで これがニート上昇の理由とニュースでは 流れています。 >全く有名でない大学のパンフレットでもなんです。 理由は2つあります。 1つは受験業界では有名ではなくても、 一般社会から認められている 大学、専門学校があるということです。 そういったところは就職率がいい。 そしてもう1つの理由は、就職率という のは、就職★希望者のうち何パーセントが 就職が決まったかということだということなんです。 例えば卒業生が190人いたとします。 95人しか就職が決まらなければ、就職率 50%になりそうですが、190人中、 90人は家事手伝い希望としてしまうんです。 そうすると、就職希望者は100人に なりますから、95人が決まっていれば 就職率95%になります。 就職が決まらなかった学生には、 大学側に家事手伝い希望として 書類を出すよう指示が行くんです。
就職率低迷の時代はもう終わったのでは? 一気に人手不足の時代ですよ。 数年間、新入社員の数を抑制してきましたし、団塊の世代が定年を迎えますから。 95%は兎も角就職難の時代ではありませんよ。
- mukutan
- ベストアンサー率20% (231/1148)
>就職率95% 派遣でも何でもどこでも就職させちゃえ! 大学側は派遣登録=就職にしちゃうでしょうね。 そんな統計だと思います。 第一希望となると、かなーり厳しいでしょう。 >1人あたりの求人5件 求人はしとくけど、あなたを採るとは言っていない率です。 短大・大学ならある程度学校に求人が来ます。 大手から、聞いたことも無い中小企業もたっくさんあります。ぱっと見、受けたくない会社ばかりだったりしますよ^^: >就職率低迷 する気が起きない人や、あきらめてしまった方もたくさんいるからでしょう。